中日韓の経済、政治、学術分野の協力関係を話し合う「第8回中日韓賢人会議」が8日に北海道・洞爺湖町で開催され、中日韓3カ国共通の常用漢字800字の選定草案が発表された。これは、中日韓が漢字文明の歴史に向けて新たな一歩を踏み出したことを示している。「新華網」が伝えた。 同日、北海道洞爺湖町で開催された賢人会議「文化教育と民間交流」フォーラムの中で、中日韓3カ国の専門学者が共通常用漢字800字を選定し、その草案を採択することに基本的に合意したことが本会議の重要な成果となった。 「文化教育と民間交流」フォーラムの発起人である京都大学の松本紘総長が会議を総括するあいさつの中で、会議が発表した常用漢字800字は中日韓が共通の漢字文化を持つことの象徴であり、この文化協力プロジェクトは未来志向の関係づくりに向けた原動力の一つとなるとの認識で一致した、と述べた。 中日韓の共通常用漢字800字を編成した中心人