私の地元は山と海と森と川しかないという話は昔した気がする。世の中では徐々に仮想通貨が普及しつつある中、地元では未だにカブトムシが貨幣として当たり前に使われている。 せっかくなので地元の文化を他にもう一つだけ話そう。地元に残った男性が地元の女性にプロポーズする際は、婚約指輪の代わりにヘラクレスオオカブトを差し出すことが暗黙の必須条件となっている。しかし地元にはヘラクレスが存在しないため、プロポーズを決意した男性は南米中部までヘラクレスを求めて旅するが、なかなか手にすることは難しく、結果的にプロポーズが成立しないため、結婚が進まず子も生まれず、過疎化が進む最大の要因となっていることを最近村長が暴露していた。次の議会では、入手難易度のランクを下げてヘラクレスからコクワガタに変更すべきだという議題が論じられるらしい。 そんな話はさておき、今日は地元の海を紹介しよう。私の地元は長崎県の平戸市というと