主人公の蘇芳を除いて女の子は8人登場し 選択肢も多い部類だけど分岐はあまりない。 が、百合というテーマにおいてこれは正解だったと思う。 ミドルプライスなだけあり尺は短い。 ただ話ごとの区切りがすっきりしていてテンポ良く場面が進み 普段18禁PCゲームやってるせいかエロシーンがないぶん相対的に物語の部分が長く感じた。 そのため「短い!」とは思わない。 冗長でもなく、スカスカでもないという良い塩梅でした。 イノグレにしては攻略・分岐がかなり易しい。 攻略サイトや大型掲示板での情報がいらないイノグレとか久々。 【シナリオ】 キャッチコピーの「女の子を好きに為ったらいけないんですか?」や OPムービー、公式の雰囲気などから『とにかく露骨な百合』が強く、 王道だけど深みないんじゃないかとか思ってたけど 結果として「適当言ってすみませんでした」と謝罪するほどに予想を上回る出来でした。 もうちょいゆるい
完敗。この作品に対する個人的な印象を一言でまとめるとこのような言葉になります。1話見た時点ではクソアニメの中に埋没していくだろうとしか思えなかったのですが…… ギャグの演出、場の空気の表現などうまかったですね。そして、あかり空気ネタは、アニメがコミュニケーションの手段となったこの時代に最適のネタでした。OPとEDの中毒性もあって、アニオタ同士の話題にはもってこいです。とはいえ、本編が毎回面白かったかというとそれほどでもなく、笑えないギャグの方が多かった気がするのですが……。 この作品のレビューとして、今までの百合作品史をまとめてその上で『ゆるゆり』を考える、みたいなものを考えていたのですが、僕はあんまり詳しくないし調べるのは疲れそうなのでやめました。しかし言いたかったことだけを短めにまとめてみようと思います。 アニメ『ゆるゆり』のヒットは空気系アニメの系列に位置づけるのがおそらく適切であり
一般的に美少女ゲームと聞いたらどんなものを想像するだろうか。かわいい女の子たちに振り回されるドタバタコメディの学園もの――などを思い浮かべるんじゃないだろうか。 多くの美少女ゲームについてはその想像で間違ってはいないだろう。いわゆる"萌え"というものをふんだんに盛り込んだコンテンツだ。2000年以降の多くの作品において、この"萌え"をどう活用し、描写していくかが重要視されてきた。これはゲームだけではなく、アニメやライトノベルなどオタク文化に関わるもの全てがそう言える。 しかし、美少女ゲーム界において、あえて「萌えは必要ない」と公言するブランドがある。Innocent Greyだ。 Innocent Greyは昭和の初期を舞台にした猟奇的で耽美な世界観と完成度の高いシナリオ、精緻な美しいCGで目を覆いたくなるようなグロテスクな死体を描きあげる稀有な美少女ゲームブランドだ。2008年には代表作
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