「あなたはアスペルガー」「私はカサンドラ」ーー 妻が朝早くから発狂して離婚だと喚き散らし、家を飛び出した。私が追い出されることはこれまで度々あったが、妻が出て行ったのは初めて。狼狽える子どもたち。「おかあさんはべつのいえにくらすの?」と心配そう。「しばらくしたら戻ってくるよ。お父さんとは別々に暮らすかもしれないけどお母さんは一緒だよ」泣きながらもほっとしたような様子。父と離れるのは寂しいという感覚。母と離れるのは不安という感覚。生存する上で必須と判断するのは母親の存在のようだ。私の存在はどこまで行っても友人レベル。極論いなくても生きていける。そう認識されてるっぽいことがどことなく虚しい。 朝から口論してやる気も無くなってしまい、子どもたちをいつも通りに学校や保育園に通わせるのも可哀想な気がして全てお休みにする。暇になったから公園でも行こうか、と、のそのそと準備をしているうちに妻が帰宅。そし