ブックマーク / bambi-eco1020.hatenablog.com (9)

  • 「ささやか」 - バンビのあくび

    毎日必死に生きている。 力を抜こうとするのだけれど、やり方がわからなくなっているようだ。とりあえず、楽しいことをしなければ!と、毎週映画を観ている。行くのは決まって朝の早い回。映画を観終えて帰っても、子どもたちと過ごす時間が持てるから。 子どもたちと特に何かをするわけではなくても、同じ空間で呼吸をしていることだけで安心することがある。 おなかを膨らませてへこませる。 素早く動く指、くしゃみをする前に歪む顔、何を観ているのか突然笑いだして、こちらが可笑しくなってくることもある。 そんなささやかな日々は脆くて薄い硝子のようだと思う。向こう側が鮮明に見えるくらい薄い膜のような硝子を、私は両手のひらでそっと包む。 先日、養育費が指定日より遅れて振り込まれていた。指定日までに振込がないだけで、心がぐらりと揺れる。怒りではなく、残念な思いがもやもやと身体中を覆うような気分になるのだ。「子どものための養

    「ささやか」 - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2021/04/12
    "先日、養育費が指定日より遅れて振り込まれていた。…そのときに自分でもバカみたいだなって思う感情がいきなり顔を出してきた。 「ああ、振込みができるのなら、あの人は元気でいるのだな」"
  • 離婚しました。 - バンビのあくび

    先日、調停離婚が成立した。 離婚が成立すると、心が軽くなるのかと思ったがまだ何か重たいものが残っている。届いた調書を役所へ提出したらまた少しだけ軽くなるような気はしている。 調停を申し立てるにあたり、裁判へ移行することも想定していたので、短い期間で終えられたことにホッとしている。特に用意していた多くの資料を使わずにすんだことに安堵した。 調停は話し合いの場であり、ここで何もかも話すことは得策ではないと、弁護士と決めていたのだ。 今回のことで離婚調停、裁判にたいする知見を得たことは今後に生かせるような気がしている。何事も学びなので、ただの辛かった思い出で終わらせることはしないと決めている。 調停は調停員の心証次第でその先の流れが変わってくる。先ほど、調べたら調停員に対する話し方などをレクチャーした記事をいくつか見つけたのだが、私はそれらをまったく見ずに挑んだ。もし、話すのが苦手な場合はそうい

    離婚しました。 - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2020/08/28
    "昨年の4月に別居を開始してから、自分がどれだけ痛みを伴っていたのか、さまざまな場面で知ることとなった。当初は書類に相手の名を書くことさえ、手が震えて出来なかった。"←お疲れ様です!
  • 卒業式でした。 - バンビのあくび

    娘の卒業式だった。 小学校を卒業する娘の卒業式は昨今話題になっているウイルスの関係で縮小して行うことになった。 近年、卒業式の服装が華美になりすぎているのは娘が通う小学校も例外ではなく、昨夏には「華美にならない服装で」との通知が届いていた。実際、フタをあけて見れば息子の頃には数人いた袴の子はおらず、大半は中学校の制服で出席していた。中学校の制服と言ってもそのまま着るのではなく、ジャケットだけ着用してスカートは違うもの、ネクタイをするなどアレンジしている子が多く、個性があって面白いなあと思った。 私は卒業式が始まるまでを読んでいた。何人かの知り合いが声をかけてくれたので、時々顔をあげた。この1年くらいはそれ以前よりもひっそり暮らしていたため、声をかけてくれる人がいるだけで嬉しかった。 体育館には2名までの保護者、6年生の担任、校長、教頭などの他は最低限の人のみで来賓も在校生もいなかった。卒

    卒業式でした。 - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2020/03/19
    “私は昨年、子どもを連れて家を出た。…相手に家を出ると事前に告げたことで娘のランドセルや絵の具セット、裁縫道具などの学用品を隠されて持ち出せなかったた”←ほっこりしますね! お疲れ様でした!!
  • 2018年に私が購入した絵本です☆ - バンビのあくび

    「私が今年購入した絵」を紹介するのは今年で5年目になりました。毎年たくさんの絵が出版されることに喜びを感じています。私が購入する絵は、私が気に入って自分の周りに置いておきたい絵のため、個人的趣味が多分に表れていると思いますが、少しでも絵の素敵なところを伝えられたら嬉しく思います。 収拾がつかなくなるため例年通り今年発売された絵に限って紹介させてくださいね。(実際はもっと絵を購入しているということです……) 『すいかのプール』 すいかのプール 作者: アンニョン・タル,斎藤真理子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/07/20 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る こどもの頃に見たドラえもんで、しずかちゃんが体を小さくしてもらいドールハウスの中で遊ぶ場面があった。それがあまりにも楽しそうで羨ましくてしかたがなかった。 「すいかのプール」を読んで私はあの日

    2018年に私が購入した絵本です☆ - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2018/12/23
    過去のもの含めてたくさんの絵本の紹介。
  • 健康診断を受けたはなし。 - バンビのあくび

    先日、健康診断へ行ってきました。かれこれ何年か数えるのは面倒なのでだいたいで言いますと5年以上10年未満ぐらい同じ病院へ健康診断へ行っております。そんぐらい行っておりますと、流れを把握しているため緊張感はやや薄れるもののそれでもやっぱり気が重いです。不健康になっちゃいそうなくらい気が重いです。だけど、1年に1回くらいは受けておきたい気持ちも卵サイズぐらいは持ち合わせているので、重い足をカンぽっくりに乗せて一歩二歩と踏み出してまいりました。 先に結果を申し上げちゃいますが、特に大きな何かはありませんでした。小さい何かは小さいなりにいくつかパラパラ散らばっていました。 今回は、そんなに面白い人に出会わなかったので、なんてことない話になってしまうのですが、記録としてつらつら書いていこうと思います。 駐車場に車を止めて、受付番号の札を取ると、2対2で向き合う形になっている椅子へ腰かけ、番号が呼ばれ

    topisyu
    topisyu 2015/11/22
    普通の健康診断の話なのにこんなに面白くなるんだ。
  • 「言及通知にちょいとばかり慣れた私」と「エイプリルフールのはなし」の二本立てでお送りします。 - バンビのあくび

    皆様ごきげんよう。エイプリルフールの次の日、いかがお過ごしでしょうか? 昨日はエイプリルフールという「ウソついてもいいんじゃない?」の日だった訳ですが、私は毎日ちょいちょい息子にウソをついているので、「エイプリルフールの日ぐらいウソつくのを止めよう!」と心に決め、静かに朝べて出社準備をしていたんですね。 すると息子が「お母さん、なんで今日はウソをつかないの?おかしいよ。やめてよっ!」と言い出しました。 さすがに「エイプリルフールにウソをつかないお母さんなんてお母さんじゃない!」みたいな言われ方されるとは思ってもいなくて、ちょっぴり驚いてしまいました。 そしてエイプリルフールも過ぎ去った今日。 私は朝からかっ飛ばして息子にウソをついてみました。 「お母さん、エイプリルフールは昨日だよ?」そう問いかける息子に「これが私の平常運転です!」と鼻をブヒッ!と鳴らしながら申し上げたところ、「もう

    「言及通知にちょいとばかり慣れた私」と「エイプリルフールのはなし」の二本立てでお送りします。 - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2015/04/02
    "ドアを開けたらなまはげが今まさに「出刃包丁を振り上げましたーーっ!わははー」という体で立ってるぐらい怖かったんです。"←あるある。
  • 夫の祖母と同居していました - バンビのあくび

    私が現在住んでいる家は、夫の実家であり、私達が住むにあたって多少リフォームをして暮らしている(主に水回り)。 昔ながらの家で柱は太く、屋根裏部屋(物置きになってるけど)は丸太がででーんと横たわっているような造りでとても頑丈そうである。 部屋もどうやら「1畳」が私が思っている1畳より大きいようで、6畳の部屋でも広く感じる。よって家が私達の生活レベルからすれば広いのだが、この辺りの家は各家庭で葬式や法事をしていたため、襖を取っ払った部屋に30人分ぐらいの座布団は敷けるように・・ってのが基的考えらしい。(だから座布団がめちゃくちゃたくさんあるので、いつか大喜利大会を開きたいと思っている。座布団運びは息子がやる予定) 私がこちらへ引っ越してきた時、最初はアパートに暮らしていた。 夫の実家には義父と夫の祖母がいた。 義母は自分の家に住んでいた。 義母と義父は離婚こそしていなかった(義父が許さなかっ

    夫の祖母と同居していました - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2014/06/09
    "さすがに「孫の嫁」では嫁姑問題は成立しないのだろう。"←敵の敵は味方ですからね!
  • 言い間違いをする義母の話 - バンビのあくび

    私は義母と仲が良い方だと思っている。 (あちらがどう思っているかは知らないけど!) 今、住んでいる場所から私の実家は遠いのでなんだかんだ義母に頼りきりである。当に義母様様である。 その義母だが、最近・・というか元々なのかも知れないけど、言い間違いや勘違いがとても多い。 その度に息子から報告され「おおっ、なにそれ!」と笑い、その後に義母人から「あんな、また間違えたんやわー」と言われ、また話を聞いては一緒に笑うのだ。 義母が直接話してくることを考えると、ここは笑い飛ばすのが礼儀でしょ? さすが関西よりの県だな。素敵すぎる。 例えばどんな間違いをするのかと言うと・・・。 あれは昨年の話。 学校で授業参観後に引き渡し訓練があった。 引き渡し訓練と言うのは、緊急時に保護者へ児童をスムーズかつ、安全に引き渡せるように実施されている。ウチの学校では事前にカードを学校へ提出しているので、それを先生が確

    言い間違いをする義母の話 - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2014/06/03
    "義母が直接話してくることを考えると、ここは笑い飛ばすのが礼儀でしょ?"←罠です。罠に違いない……!
  • キューキューしたくない - バンビのあくび

    今更どうでも良いし、皆さんにとってもどうでも良い話なんですけど、私は中学まではとてもとても優等生でした。 その証拠に1,2年生の時は優等生に与えられるという学年賞を2年連続もらい、3年生の時は行いの良い善良な生徒がもらえるという学校賞をもらいました。 3年連続もらう人なんてほぼいないにも関わらず、それを私が手にしたことに同級生もさぞ首を傾げたことでしょう。(首を傾げすぎて首が回らなくなるんじゃないかと心配になりましたが、もしかしたら私が知らないだけで金回りは良かったんじゃないかと思ったので心配するのをやめました) 私としてはそんな賞をもらえる特別な事をした記憶がさらさらなく、しいて思い当たることがあるとすれば、学年主任と生活指導の先生にとにかく気に入られていたことぐらいです。 なぜ気に入られたのかわかりませんし、ハッキリ言いましてあちらの一方的な片思いです。先生に気に入られたのなら色々優遇

    キューキューしたくない - バンビのあくび
    topisyu
    topisyu 2014/04/25
    "生活指導の先生はあからさまに私を贔屓しました。こうなりますと私は意図していないのに、反感を買うことが多くなりました。"←ほっこりしますね。
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