インタビュー 「スーパー戦隊」プロデューサー鈴木武幸氏が語る「力を合わせて」戦うヒーローの魅力、個性的な作品を生み出した"3年理論" 現在、第44作『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年)が話題を呼んでいる「スーパー戦隊シリーズ」。その長い歴史を支えているのは、いつの時代にも子どもたちの憧れとなるヒーロー像を大切にし、ワクワクするようなアクション、目を見張る特撮シーン、そして心に残るキャラクタードラマを作り出すスタッフ陣の、作品にかける熱い思いだといえよう。 鈴木武幸(すずき・たけゆき)。1945年、東京都出身。1968年に東映入社後、テレビ部プロデューサーとして『がんばれ!!ロボコン』『アクマイザー3』『サイボーグ009』『未来ロボ ダルタニアス』など数多くの特撮・アニメ作品を手がけた。専務取締役(2010年)顧問兼テレビ事業部門エグゼクティブプロデューサー(2016年)を経て、2018