安価なモデルは「Raspberry Pi Zero」スタイルかと思いきや、「NanoPi NEO」や「Orange Pi ZERO」系統のスタイルになりました。 まぁ、 SoCはRockchip社の「RK3308」です。 「RK3308」は2018年7月に発表された比較的新しいSoCで、4コアの「Cortex-A35」と256KBのL2キャッシュを搭載しています。 「Cortex-A35」は2015年11月に発表されたローエンド向けの64-bit CPUコアで、ウェアラブルデバイスにも対応するアーキテクチャです。 位置づけとしては「Cortex-A7」の後継となります。 性能的には「Cortex-A7」比で6〜40%アップ、消費電力は10%減となっています。 同じ64bitでミドルクラスの「Cortex-A53」比では80~100%、消費電力は32%低く、電力効率は25%高いとされています
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