2013年度政府予算案に、生活保護の支給水準引き下げが盛り込まれた。 生活扶助費の基準額を受給世帯平均6%強引き下げる。 期末の給付見直しと合わせ、扶助費全体で8%の削減を見込む。節約できる国費は3年間で743億円になるという 切り下げの理由として、労働者の賃金が生活保護支給額を下回る逆転現象が生じており、是正の為だとしているが、それを是正と言うか? 賃金を上げることこそ是正であり、生活保護の支給額を切り下げても何の解決にもならない。 ネットを見ると、ざまあみろとか、嫌なら働けとか、心ない言葉が散見される。 こういう言葉が見られるということは、自民党の目論見は達成できたことになるのだろうが、私は想像力が欠如しているとしか思えない。 生活保護は最後の最後に頼るべきものであり、自分たちがそういう状況にはならないと本気で思っているのだろうか。 自分たちが生活保護を受ける立場になったときに不遇を味