いよいよ三十路になってしまったオタクだ。 彼女と仲良くなったのは1年前。 きっかけは一本の雨傘だった。 俺はMoMA(ニューヨーク近代美術館)のスカイアンブレラを愛用してた。 ある日俺が可愛いなって思ってた同じ職場のその子がちょっと緊張した様子で話しかけてきたんだ。 「その傘ってマンガに出てたのだよね?」って。 びっくりしたよ。 そんなの知らなかったから。 solaって作品に出てたんだそうだ。 見ての通り俺は萌え系には詳しくない。 それから彼女とマンガやゲームの話をよくするようになった。 彼女は普段は大人しいけど、趣味の話になるとよく喋る子だった。 悪く言えば「俺みたいな男」が付き合いやすいタイプってことだ。 今思えばそんな子と知り合えたのは相当に運がよかったんだろう。 そして何度目かの、彼女が俺の部屋にマンガを読んだりゲームをしたりしに来てた日。 無防備にベッドに寝転がった彼女のショーツ
コミックナタリー Power Push - ゲッサン1周年記念特別インタビュー あだち充 色褪せることない永遠の少年心 デビュー40年、生涯「ムフ」宣言! 2005年から続いた「クロスゲーム」の連載を終え、週刊少年サンデーからゲッサン(ともに小学館)に仕事の軸足を移したあだち充。「ナイン」以来37年ぶりの月刊連載「QあんどA」2巻の刊行とゲッサンの創刊1周年を記念して、コミックナタリーはロングインタビューを敢行した。 40年近い歳月を少年誌で過ごし、これからもずっと「少年誌マンガ家でいたい」と語るあだちの、第一線でサバイブし続ける極意とは。中野区の住宅街にあるあだちプロにお邪魔して、2時間にわたりたっぷり話を聞いた。 取材・文・撮影/唐木 元 そう……なるんでしょうか? 何の区切りだかよくわかんないけど(笑)。 ──お仕事のペースはだいぶ変わるんじゃないですか? それはかなり変わります。ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く