◆ロッテ―オリックス(27日・QVCマリン) 元WBA世界ライトフライ級チャンピオンで、国際ボクシング殿堂入りを果たした具志堅用高氏(60)が、27日のロッテ・オリックス戦(QVC)で始球式イベントに参加した。打席に立った具志堅氏は、オリオンビール・キャンペーンガールの投球をフルスイングで空振り後に三塁へ謎の全力疾走。三塁ベースを踏むと、今度はUターンしてホームを駆け抜け、自ら「セーフ」と猛アピールした。 世界王座を13度連続防衛した記録を持つ同氏がQVCの始球式イベント参加するのは7度目。今回も珍パフォーマンスで盛り上げ、「本当はバットに当てて、沖縄まで飛ばしたかったんだけどね。それは残念ですが、楽しかったです」と笑顔で振り返った。 イベント後には、前日27日に還暦を迎えた具志堅氏に対し、同じ沖縄・石垣出身の大嶺祐太投手(27)が花束を贈呈。「今年は10勝だぞ」と激励を受けた右腕は