■「引退」から「現役続行」への変心「引退するつもりだったんですよ」。そう発したのは、2013年まで阪神タイガースでプレーした林威助選手だ。台湾から来日し、柳川高校、近畿大学を経て2002年、ドラフト7巡目で阪神タイガースに指名され、11年間、日本球界で活躍した。 チームでもトップクラスのスイングスピードを誇り、日本人には敵わない飛距離が魅力の選手だった。またそのビジュアルから、女性人気もチームで1、2を争うほどだった。 ミスタータイガース・掛布雅之選手(現タイガースファーム監督)の後継者として背番号「31」を与えられ、主砲としての期待を懸けられていたが、度重なるケガもあってコンスタントに結果が出せず、レギュラーを掴みきれなかった。 2013年のシーズン終了後に戦力外通告を受けた時、引退を決意したそうだ。いずれ指導者になりたいという夢があったので、その為の勉強を始めようと考えていた。 兄弟エ
田上、代走の醍醐味味わった阪神6年間 拡大 「元虎戦士新たな旅立ち 神機一転」 今オフ、11選手が阪神を退団した。新たな人生へチャレンジする虎戦士の思いをお伝えする。 あまりに突然で非情な通告だった。10月19日。宮崎から関西に戻ったばかりの田上健一外野手(28)は、球団から来季の戦力外を通告をされた。 「正直、びっくりしました。何でだろうと…。でも、もう戻れない。球団の考え方なら、次に向けてやるしかないと思いました」 混乱する頭の中を整理しながら、懸命に前を向いた。11月に合同トライアウトを受験。クラブチームや独立リーグから声がかかったが、NPBからのオファーはまだない。 「代走」という特殊なポジションで勝負の世界に生きた。転機となったプレーがある。13年4月25日の中日戦(ナゴヤドーム)。1点を追う九回1死一、二塁から代打関本の打球が左前にポトリと落ちた。ところが二走田上は一瞬、スター
ナント95%超! 恒例の阪神ファンアンケートで、阪神金本知憲監督(47)が驚異の数字をたたき出した。日刊スポーツでは、インターネットでアンケートを実施し、1753票が集まった。金本監督を「支持する」と答えたのは、1667票。支持率は実に95・1%。「若手育成」や「優勝」を望む声が多く、「超変革」の期待を背負って金本阪神が新年を迎える。 虎党の金本監督への熱い思いが、とんでもない数字となって表れた。95・1%の支持率。金本監督とファンの思いがシンクロした。 10月19日の就任会見。新たな指揮官は多くの言葉を紡いだ。「すべては勝つため、優勝するためにやっていく」「勝ちながら再建できるように」「どうしても大砲がなかなか出てこない。振れる選手に期待したい」「何が何でもという気持ち。精神的なことを軽く見てはいけない。そこは絶対に基本」。タイガースを変えるため、全力を尽くす決意に、ファンの胸も熱くなっ
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