私は視覚障害者4年生で、カラオケが大好きだ。最近は、嵐の「Five」をお風呂で猛特訓している。 今は歌詞の暗記が必要になり、レパートリーが激減している……。とはいえ、今年は嵐への感謝を込めて、カラオケは嵐1本でいくつもりだ。 ちなみに歌は、自他ともに認める「ド下手」である──と、どうでもいい近況はこのくらいにして本題に入る。 私の日常のほとんどは、誰かの助けやアプリに頼りながらなんとか回しているが、そんな中で数少ない「一人で完結できる場所」がある。 それが、自宅から徒歩1分のところにあるコンビニだ。 ここは特別な場所だ。点字ブロックもナビアプリも使わず、自分の感覚だけでたどり着ける。 目が見えていた頃から通っていた、いわゆる「近所のいつものコンビニ」。 たぶん、誰にでも一つはあるあの感じの場所だ。 店は駅から近く、周囲に競合も少ないせいか正直かなり混む。 広くはない。むしろ狭い。 でもその

