torasiのブックマーク (5)

  • 【視覚障害者の日常】近所のコンビニが “便利な場所から大切な場所になった日”

    私は視覚障害者4年生で、カラオケが大好きだ。最近は、嵐の「Five」をお風呂で猛特訓している。 今は歌詞の暗記が必要になり、レパートリーが激減している……。とはいえ、今年は嵐への感謝を込めて、カラオケは嵐1でいくつもりだ。 ちなみに歌は、自他ともに認める「ド下手」である──と、どうでもいい近況はこのくらいにして題に入る。 私の日常のほとんどは、誰かの助けやアプリに頼りながらなんとか回しているが、そんな中で数少ない「一人で完結できる場所」がある。 それが、自宅から徒歩1分のところにあるコンビニだ。 ここは特別な場所だ。点字ブロックもナビアプリも使わず、自分の感覚だけでたどり着ける。 目が見えていた頃から通っていた、いわゆる「近所のいつものコンビニ」。 たぶん、誰にでも一つはあるあの感じの場所だ。 店は駅から近く、周囲に競合も少ないせいか正直かなり混む。 広くはない。むしろ狭い。 でもその

    【視覚障害者の日常】近所のコンビニが “便利な場所から大切な場所になった日”
    torasi
    torasi 2026/08/03
    コンビニの人、優しいですよね
  • 【視覚障害者の日常】電車内のベストポジションを確保するまでに起こること

    4年前、緑内障の悪化で私は目がほぼ見えなくなった。 ちなみに、職業はテレビ番組の制作プロデューサー。 「目が見えなくてテレビ仕事?」 自分でもそうツッコミたくなるが、周りの方のおかげでなんとか仕事を続けられている。 たくさんの方に助けてもらう中で、今の自分にできることや気づいたことを少しずつ伝えていければと思うようになった。 今回はその中のひとつ。電車内のベストポジションについてだ。 私は白杖を使って電車に乗っている。そのたび、毎回ひとつだけ強く思うのは…… ドアが開いたとき、ドア脇の左右が空いていると当に助かるということ。 そう、私にとってのベストポジションとはドア脇。 目が見えなくなって、初めて電車の中に安心できる場所があることを知ったと言っても過言ではない。 ・いつもの乗車風景 私がよく乗るのは、朝9時半を少し過ぎた電車。 この時間帯は絶妙で、混んでいる日もあれば、意外と空いてい

    【視覚障害者の日常】電車内のベストポジションを確保するまでに起こること
  • 【視覚障害者の日常】見えなくなって初めて、耳も疲れることを知った

    視覚障害者になって一番変わったのは、見えないことではなかった。 耳で生活するようになったことだ。 私は目が覚めると、まず枕元に置いてあるスマホを手に取る。 画面をタップすると、スマホが話しかけてくる。 「6月13日、土曜日。5時47分」 私の一日は、この声から始まる。 ちなみに朝が早いのは、視覚障害とは関係ない。 おじさんだから勝手に目が覚めるのだ……。 ・スマホは見るものじゃなくなった 私は普段、スマホはVoiceOver、パソコンはPC-Talker、テレビは音声の読み上げ機能を使っている。 つまり、生活のほとんどを「見る」のではなく「聞く」ことで確認している。 起きたら、まず廊下へ向かいながらスマホのサイドボタンを押す。 「今日の天気は?」 するとスマホが答える。 「今日の文京区の天気は……」 続いて洗濯機に洗剤と柔軟剤をセットし、モード切替のボタンを押す。 「ピッ、ピッ」 2回鳴れ

  • 目が見えなくなって気づいた「日比谷駅にある謎の10メートル」について / 視覚障害者の日常

    通勤や通学の途中で、「なんでだろう?」と気になっている場所はないだろうか? 私の場合、日比谷駅の地下通路にある点字ブロックがそうだった。 目が見えなくなった今では「これはなんだろう?」が日常のほとんどなのだが、見えなくても「なぜだろう?」となってしまう場所……。 そのモヤモヤを解決したら、同時に「歴史」を感じることになった。 ・点字ブロックには2種類ある そもそも、点字ブロックは大まかに「誘導ブロック」と「警告ブロック」の2種類がある。 誘導ブロックは進む方向を示す。 警告ブロックは階段や分岐など注意が必要な場所を教えてくれる。 これを組み合わせることで、私たち視覚障害者は安心して歩けるのだ。 誘導ブロックは、相棒の白杖をツーっと滑らせることができ、神経使用率30%くらいで済む。 誘導ブロックを歩く時は多少油断している場合もある……。 一方、警告ブロックは注意喚起が目的なので、白杖がガタガ

    torasi
    torasi 2026/08/03
    昔のブロックも今のブロックも誰かのために役に立つために設置されたってことですもんね。何か、どっちも尊いです。
  • 【視覚障害者の日常】 “あっち、こっち、そっち” って結局どっち?

    実は、目が見えなくなって初めて困った言葉だった。 視覚障害者4年生になり、今ではもちろん慣れたもんだが 「あちらです」「そちらです」「こちらです」という言葉と向き合っている毎日だ。 ・「あちらです」との普段の向き合い方 普段はどこで言われても何とも思わない。 なぜなら、見えていた頃の私も同じことを言っていたからだ。 使う側の気持ちは分かる。悪気なんてないのも分かる。 だから友達に言われても「右? 左? まっすぐ?」と普通に聞き返す。 今ではタクシーに乗って目的地に到着したら「建物の入り口はこの方向で合ってますか?」と、自分で指を向け確認する。 「もうちょい右で」と言われれば、ゆっくりと右にズラしていき「そこです」の合図で止める。 「わかりました。ありがとうございます」 完全に共同作業である。 ・神みたいな案内に出会うこともある そうした中、たまに “神” みたいな人に出会うこともある。 ク

    【視覚障害者の日常】 “あっち、こっち、そっち” って結局どっち?
    torasi
    torasi 2026/07/01
    でも、あっちです、って言っちゃう気持ちもわかる。難しいですね
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