22歳のある日、私は前から交流のあったおじさん(20歳上)とふたりで居酒屋に行った。 おじさんはお父さんみたいな人で、将来のこととか悩みとかを普段から相談に乗ってもらってた。 だからサシ飲みなんて普通だと思ったし、終電逃したときに「家近いんだけどくる?」って言われた時も善意だと思ってた。 でもこっちはどうしても読みたい漫画があったし迷惑かけまいと思って「満喫いくんでだいじょぶっす!」って言った。 後日、おじさんと何回かドライブに行った。 深夜おじさんとふたりで海を見に行ったり、おしゃれなバーへ行ったりしていたのだ。 ふたりきりとはいえ、おじさんとはいつも通りの会話をしていたので、 「大人の人はこういうつき合い方もするのか」と勝手に納得していた。 でもある日、手をつないできて抱き寄せようとしてきたときに「あれ?なんかちがくね?」ってなって、 唐突におじさんがすごく怖くなった。 そのドライブ以