昨日の記事に引き続いて、今問題になりそうなBitTorrentクライアントBitThiefを紹介するよ、というお話。名前のとおり、泥棒というかフリーライドクライアントであり、簡単に言えばダウンロードしてもアップロードはしないというクライアントである。昨日紹介したBitTyrantですら、利己的なPeerの選択を行うという点で、多少はマシと思えるくらいである。実際にはまともに使える代物ではなさそうであるけれど、かといってこのような実装が利用されるようになれば、BitTorrentの仕組み自体が崩壊しかねない。 原典:TorrentFreak 著者:Ernesto 参考記事:BitThief Downloads Torrents Without Uploading BitThiefは、公式のクライアントとAzureusをベースにした、Javaベースのクライアントである。簡単に特徴を説明すると、