自己に未知の部分があるのならば。 2022W34 (2022-08-22 / 2022-08-28) 土曜日、日本科学未来館の特別展『きみとロボット』に行ってきた。ロボットの定義や概念、開発の歴史と現在・未来を考える内容。 展示の後半で、「いのちって、なんだ?」として、ロボットが発達していく中で、人間の命や心について改めて考えてみる、というセクションがあった。心をロボットで再現できるようになったり、死後にAIやロボットによって発言や行動をさせられることについて、自分ならどう思うかを考えるように促す哲学的なセクション。 自分の心をコンピューターやロボットに移植できるようになったら、それは「もう一人の自分」なのだろうか。展示の中では、モーフィング技術を使って自分と他人の顔を推移させて、どこまでを自分の顔と認識するか、というアンケートを取るものもあった。顔は違っても、もし、心が自分ならどうだろう