当時を振り返った高遠菜穂子さん 2004年にイラクで起きた日本人人質事件の人質となった高遠菜穂子さんが13日深夜、新宿バルト9で上映された『ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして』公開記念トークイベントに来場し、「自己責任」の名のもとに多くの人々からバッシングを受けた事件当時を振り返った。この日はほかに、本作に深い感銘を受けたという原一男監督、そして本作のメガホンをとった伊藤めぐみ監督も来場した。 映画「ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして』フォトギャラリー 本作は、イラク戦争時、自衛隊撤退を要求するファルージャの武装グループに、人質として拘束された高遠菜穂子さんと今井紀明さんのその後を追ったドキュメンタリー。事件後、日本に帰国した彼らは、結果的に国に迷惑を及ぼしたとして世間から糾弾され、さらには事件とは関係のない誹謗(ひぼう)中傷の嵐にさらされることになる。 ADV
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