三井住友銀行は21日、東京の新宿支店にインターネットを使った振り込みなどを体験できる「デジタルスペース」を設置しました。全国で初めての試みです。 デジタルスペースは、平日の午前9時から午後5時まで2人の案内役が常駐し、インターネットを使った振り込み方法などを利用者が体験できる施設です。ATMを利用しにきた客をスペースに呼び込み、ネットバンキングの利用者を増やす狙いがあります。三井住友銀行では店舗やATMにかかるコストを削減するため、来年度末までにネットバンキングの利用者を4割程度にすることを目指しています。こうした取り組みの一環として、今年の夏ごろをめどに現在、ATMで108円かかっている三井住友銀行内の振込手数料について、ネットバンキングでは無料にする予定です。