阿波銀行は4月1日、南海トラフ地震など大規模災害対策として移動店舗「あわぎん号」を導入する。現金自動預払機(ATM)などを搭載し、被災者らに金融サービスを迅速に提供する。四国に本店を構える金融機関の導入は初めて。 移動店舗は3トントラックの荷台部分にATMや窓口業務用の端末、自家発電機などを搭載。ATMでは預け入れや引き出し、振り込み、残高照会などができる。窓口業務にも対応し、引き出しができる。また、携帯電話が利用できない場合、衛星通信を利用した公衆無線LANサービスWi-Fi(ワイファイ)スポットを提供し、メールの通信を可能にする。 阿波銀は、津波などで被害を受けた店舗の代替機能や、避難所での業務などを想定している。災害時以外でも、訓練やイベントで活用する。 阿波銀は導入に伴って美波、牟岐、海陽の3町と支援協定を1日に締結する。5日には牟岐小学校で訓練を行う。
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