ブックマーク / gigir.hatenablog.com (3)

  • 常識と違うことを言うためにはデータが必要 - 未来私考

    モーニング連載の「エンゼルバンク」で、高齢化社会って当に悪いことなの?という問題提起がされていますね。これは私も常々思っていたりするんですが、具体的なデータがないのであまり口にしにくい話題だったので、どんな例証を持ってくるのかなかなか楽しみです。 同漫画ではちょっと前に糧自給率のウソとか、新卒就職率のウソみたいな話題もやっていましたが、こういった話がちゃんと耳目を集めるのは公開されたデータに基づいているからなんですよね。 データがなければ常識外れの電波な発言も、データがあれば耳を傾けてもらえる。もちろん、だからといってその論が正しいとは限らなくって、論理展開がおかしいこともあるし、データが実際と違っていることもあり得る。だけど取り敢えず一見の価値は生まれるわけです。 それは、データがあることで反証可能性が出来るからなんですよね。論拠のない非常識な意見はただの思い込みでしかなくって、それ

    常識と違うことを言うためにはデータが必要 - 未来私考
    toriatori
    toriatori 2010/01/23
    裏返すと「常識にはデータがなくていい」ということなのかな
  • 本当に守りたかったのはなんだったのか - 未来私考

    『白いクスリ』について - 野尻blog 理想論であると前置きを置いた上での「白いクスリ」事件についての言及。これについて思うところを私も理想論で語ってみたいと思う。法的に正当性があるかどうかと言うことは論じない。そもそも私はニコニコ動画上にある法律スレスレ、あるいは従来の著作権の規定上は明らかに他者の権利を侵害しているような動画についても大好きだから。法を杓子定規に当てはめたらニコニコ動画が今まで築き上げてきたMADやマッシュアップと言った文化のほとんどを否定しなければならなくなる。そんな馬鹿馬鹿しいことはするつもりはない。あくまでこの事件がニコニコ動画周辺の文化にどういった影響があったのか、どうすれば一番よかったのかということを考えてみたい。 まず今回の件について時系列を追って自分の考えの変遷を記しておく。 件の動画がニコニコ動画上に投稿された直後、その目に飛び込んだタイトルを見てうん

    本当に守りたかったのはなんだったのか - 未来私考
  • サマーウォーズにみる、表層の豊かさと、深層の軽薄さ - 未来私考

    細田守監督の最新作「サマーウォーズ」を観てきました。結論から言うと、とても残念な内容でした。この感想も書こうかどうしようか迷ったのですが、同じような観点で書いてある評を見つけることが出来なかったのであえて書いてみようかと思います。 まず誤解のないように言っておくと、この作品は娯楽作としての一定の水準は間違いなくクリアしているということです。映画を観て楽しく爽快な気分になったりしたい向きには十分満足のいく映画でしょう。しかしその爽快感は実のところ映画的な物語のうねりから生ずるものではなく、天才アニメーター細田守の精緻な絵コンテが観るものの情動を揺さぶっているだけに過ぎないのではないかと。確かにクライマックスのいくつかのポイントは感動的です。しかしその感動は実は映画の構造的な仕掛けによるものではなく、アニメーションの根源的な魅力のみによって引き起こされているだけだといったら言い過ぎですかね。

    サマーウォーズにみる、表層の豊かさと、深層の軽薄さ - 未来私考
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