首都高速料金所のETCレーン=28日午前、東京都中央区、長島一浩撮影首都高代官町料金所のETC専用レーン。電光掲示で開閉バーへの衝突注意を促している=東京都千代田区 首都高速道路で来月中旬から、ETCレーンの開閉バーが開くタイミングが今よりゆっくりになる。徐行を呼びかけてもスピードを落とさないドライバーが多く、バーとの接触事故が後を絶たないためだ。バーが開くまでの時間を長くすることでドライバーに圧迫感を与え、減速を習慣づけてもらうのが狙いだ。 首都高速道路会社によると、ETC車載器の信号を検知して開閉バーが開くまでは約0.5秒。これが、11月中旬からは約1秒になる。遅らせすぎるとバーへの接触事故が増えかねないが、1秒程度ならば、むしろ徐行せずに通過しようとしたドライバーがバーにぶつかると感じる。これによって減速する習慣をドライバーに身につけさせる効果が期待できるという。 首都高を走る