内藤瑛亮監督の自主映画『先生を流産させる会』の一般公開が決まった。剣呑としたタイトルから公開は危ぶまれていたが何とかがんばってくれたようだ。私は昨年のカナザワ映画祭で大畑創監督の『へんげ』(こちらも公開が決定。大のつく傑作です。)と2本立てで見て、このブログにも書いた。『先生を〜』は昨年の極私的な映画ベスト10の中に唯一ランクインした日本映画である。よくできているとおもうし面白いので万人受けはともかく興味を持った人にはおすすめです。 公開決定とほぼ同時にネットでは批判の声が。予想通りというべきかタイトルが一人歩きするという現象が起こってしまった。 マジキチすぎる映画 『先生を流産させる会』劇場公開決定:キニ速 http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3317891.html 「まともな神経してたらこんなタイトルの映画みようと思わないよな」「こんな
今年もこの季節がやってきてしまった。今回はスポーツ映画ということです。ではさっそく。 http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20111101 1.『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア) "Whip It"2009/US ローラーゲーム 2.『チアーズ!』(ベイトン・リード) "Bring it on"2000/US チアリーディング 3.『カリフォルニア・ドールズ』(ロバート・アルドリッチ) "...All the Marbles"1981/US レスリング 4.『宇能鴻一郎の濡れて打つ』(金子修介) "Koichiro Uno's Wet and Swinging"1987/JP テニス 5.『ボディ・アンド・ソウル』(ロバート・ロッセン) "Body and Soul"1948/US ボクシング 6.『ザ・ファイター』(デヴィッド・O・ラ
"Whip It"2009/US 昨年公開された映画の中でも、傑作として推す人も多かった『ローラーガールズ・ダイアリー』をDVDで再見した。私も大好きな映画で、年間ベストとしても挙げていたのだけれど、公開以来見返してちょっと尋常じゃないくらいぼろ泣きしてしまいました。この映画、見れば見るほど本当によく出来てるんだよね。公開当時にはこのブログでも感想を述べたが、書き足りない部分も多いので、振り返りつつ整理しておきたいとおもいます。ネタバレ前提です。 ヘアカラーを落とすことができず、青い髪のまま美人コンテストに出場する羽目になる主人公ブリス(エレン・ペイジ)。エレン・ペイジの気まずい表情が笑いを誘うこの導入部だけで、彼女が身をおいている状況が端的に示されている。母親が推奨する50年代的な女性観に少なからず違和感を抱いてはいるが、かといってほかにしたいこともないので母親の期待する従順な娘を演じて
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