「少子化最大の理由は晩婚化」 「一番、大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化していることです」 自民党の麻生太郎副総裁が、地元福岡県で開かれた講演会で少子化の最大の原因が晩婚化にあるという持論を展開したと報じられた。「今は(女性の初婚年齢が)30歳で普通」だとし、複数の子どもを出産するには「体力的な問題があるのかもしれない」と述べたという。 SNS上ではこの麻生発言に対して批判が相次いでいる。「少子化を女性のせいにしている」「生まない女が悪いと言いたいのか」といった反応だ。過去にも失言の多い麻生氏の発言だけに、政治家として無責任だと捉えられた面もあるのだろう。 だが、晩婚化が少子化の原因だという麻生氏の指摘も完全な間違いというわけではない。問題は晩婚化が進まざるを得ない社会構造と、晩婚化が少子化に直結している現状にあるのではないか。 もちろん、経済問題が大きいのは間違いないが、児童手当
![日本では若いうちの「結婚→出産」がハンデになる…岸田政権の少子化対策が異次元に的外れである根本原因 なぜ「出産年齢の高齢化」が止まらないのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fb7c9ee56400d7b22ac6b887426df621d63ea277/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2F5%2F1200wm%2Fimg_25679708b3967ea7ed255c73909828951016981.jpg)