補足「新しい戦い方」という言葉は今回急に出てきた言葉ではありません。「新たな戦い方」と言う言葉は2022年の防衛白書で登場し、それ以降毎年の防衛白書に「新しい戦い方」と言う言い方で登場しています。また2022年の国家防衛戦略では「これまでの航空侵攻・海上侵攻・着上陸侵攻といった伝統的なものに加えて、精密打撃能力が向上した弾道・巡航ミサイルによる大規模なミサイル攻撃、偽旗作戦を始めとする情報戦を含むハイブリッド戦の展開、宇宙・サイバー・電磁波の領域や無人アセットを用いた非対称的な攻撃、核保有国が公然と行う核兵器による威嚇ともとれる言動等を組み合わせた」戦い方、と説明されています。そして日本が行うべきとされているのは「新しい戦い方への『対応』」ですから、「日本が新しい戦い方で戦おう」というのではなく、「新しい戦い方を仕掛けられたときに対応できるようにしよう」ということです。

