現役引退後は様々な社会貢献活動に携わる巻氏。九州と東京を往復する多忙な合間を縫って、オシムさんとの思い出を語ってくれた 【スポーツナビ】 イビチャ・オシムさんがジェフユナイテッド市原(現千葉)の監督に就任した2003年、大卒ルーキーとしてチームに加わったのが巻誠一郎氏だ。名伯楽の下で主軸に成長し、日本代表にまで上り詰めた大型ストライカーは、オシム・イズムを叩き込まれた愛弟子の1人と言っていい。現役引退から4年。現在は様々な社会貢献活動に携わる巻氏が、5月1日に亡くなった恩師の思い出を語ってくれた。前・後編の2回に分けて、インタビューをお届けする。 5月下旬、羽田空港。巻誠一郎さんは都内での仕事のため、地元の九州から空路で移動してきた。 「福岡の朝の情報番組に出演して、東京で仕事。これを繰り返しているので、羽田は庭みたいなものですね」 迷いのない足取りでたどり着いたカフェで、笑顔を見せる。5
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