短大時代は学校の周辺に怪しいスカウトマンが…… ――「干物グラビア」をきっかけに、現在はフリーランスで多岐に渡る芸能活動をしていますよね。もともと芸能界への憧れはあったのでしょうか? 吉野七宝実さん(以下、吉野) 正直、全然なかったですね。幼い頃に少しだけ子役の活動をしていましたけど、それくらいです。 ――子役の経験があるんですね。 吉野 子どもの頃、母がエキストラのバイトをしていて。その関係で、わたしも子役としてちょっとだけテレビに出ていたんです。でもそのときは、芸能界に興味があったというより、学校を休めるのが嬉しくて撮影に行っていた感じですね。 ――短大時代はモデル活動をしていたとか。 吉野 当時通っていた短大が表参道にあって、学校の周辺にスカウトマンがたくさんいたんです。怪しい見た目で、誰彼かまわず声をかけているから、「この人達は本当に芸能界のスカウトなのかな?」と思いながらいつも学