先日、巨大なイヌワシが人間の赤ちゃんを捕まえて連れ去ろうとする決定的瞬間をご紹介しましたが、この映像はどうやら学生が制作したフェイクだったようです。世界中で、多くの人が騙されたようです。 この映像は、カナダ・モントリオールの公園で撮影されたというもの。巨大なイヌワシが赤ちゃんを捕まえ、そのまま飛び去ろうとする様子が収められています。12月18日に公開された動画は、世界中に拡散し、たった2日で1300万回以上再生される人気となりました。 しかし、この動画についてフェイク疑惑が浮上。影が消えていることやワシが赤ちゃんを捕まえていないこと、赤ちゃんの落ち方の不自然さやワシの飛び方の不自然さが指摘されていました。 その後、モントリオールにあるCenter NADというアニメ制作学校の生徒3人が課題のために制作した合成映像であったことを学校側が発表。フェイクであることが証明されました。 元動画 こう

誰もが電気というと、原子力や火力を用いた発電を連想しますが、世界には「重力」という力も存在います。今回は、そんな世界のどこにでもある重力を上手く利用した発電装置「グラビティ・ライト(GravityLight)」をご紹介します。 発展途上国などでは、安定した電力供給が行われていません。そこで多くの人は、安定した光源を得るためにはランプなどを使うか、太陽光電池を用います。しかし、これらの方法はお金がかかります。 ところがこの装置「グラビティ・ライト(GravityLight)」を使えば、お金をかけずに電気を使うことができます。グラビティ・ライトは、振り子時計のように重力を電気に変換する装置で、錘をぶら下げて巻き上げたネジを回転させることで電気を発電し、LEDライトを点灯させることができます。 ライトの点灯時間は30分程度で、価格は量産すれば1つ5ドル(約400円)以下になると開発者は説明します

アメリカの国防高等研究計画局(DARPA)が、空中浮遊しながらロボットアームでモノを設置するロボット飛行体「ペイロード」を開発しました。まるで漫画のロボットのような動きをするペイロードをご覧ください。 このペイロードは、無人航空機「V Bat」をベースとして作られたもので、空中浮遊しながら作業を行うことができます。アームは約1.8mほどあり、GPSやカメラによって脚立を認識し、自動で装置を取り付ける作業を行ってしまいます。 装置を取り付けると、ペイロードは自動的に元の場所へ戻っていきます。 さまざまなロボットを開発している国防高等研究計画局(DARPA)ですが、もはやSF世界にしかなかったようなロボットまで作ること可能となっているようですね。 無人航空機「V Bat」

人間は何かを学ぶ時、褒められた方がより記憶に定着し効果的に学習できることを、生理学研究所(愛知県岡崎市)の定藤規弘教授らの研究チームが科学的に証明しました。定藤教授は「教育やリハビリの現場でも、褒めることが効果的な習得につながるのではないか」と話しています。研究成果は7日付の米科学誌プロスワンに掲載されました。 研究チームは、右利きの成人男女計48人に、左手を使って決められた順序でパソコンのキーボードを打たせ、30秒間で早く正確に入力する練習を12回させる実験を行いました。 続いて、練習結果の優劣に関係なく、(1)自分が褒められる映像を見る(2)他の人が褒められる映像を見る(3)自分の成績をグラフで見るだけ―の3グループに分類。翌日に再びテストし、各グループで入力がどれだけ向上したかを調べました。 その結果、自分が褒められたグループは練習より約20％多く打てたのに対し、他の2グループは約1

オーストリア人の元兵士、フェリックス・バウムガルトナーさん(43歳)が14日、地上約3万8000mからのスカイダイビングに成功しました。関係者は、史上最高高度からのダイビングなど、3つの世界記録を更新したとしています。7月には、予行練習として行われた高度3万mからのスカイダイビングに成功していました。 バウムガルトナーさんは、アメリカ・ニューメキシコ州の上空に高さ3.3m、幅4.4mのカプセルに乗って大型の気球で上昇。気温が約-68℃にもなる成層圏上部から飛び降り、約10分後にパラシュートで地上に到着した後、ガッツポーズで喜びを表しました。 同プロジェクトのウェブサイトによると、バウムガルトナーさんの最高落下速度は時速約1100kmに達し、音速を超えた初めてのスカイダイバーとなったほか、史上最も高い高度の有人気球飛行とスカイダイビングという記録を打ち立てたといいます。 これまでの高度記録は

タイトル通り、ジェット旅客機「ボーイング747」がフルパワーでジェットエンジンを吹かしている後ろを、自動車が通るとどうなるかを実験してみた映像です。ボーイング747のエンジンの威力をご覧ください。 実験映像は、動画2:50あたりから 「ボーイング747」は、アメリカのボーイング社が開発した大型旅客機でジャンボジェットの愛称で知られる飛行機です。 この大型旅客機のジェットエンジンがフルパワーで稼動している後ろを自動車が通りかかると、ご覧のように爆風でおもちゃのように吹き飛ばされてしまいました。 まぁ、自動車を軽々と吹き飛ばせるくらいの性能がなければ巨大な飛行機を空に飛ばすことはできないですよね。ジェットエンジンの威力がよく分かる実験映像でした。

富士フイルムはブルーレイ・ディスク(BD)の100倍以上となる15テラバイトの記憶容量が見込める光ディスク技術を開発しました。レーザー光を吸収し、わずかに膨らむ樹脂を使い、記録層を100層まで重ねられます。 この光ディスクをデータセンターに導入すればコストを現在主流のハードディスクの約3分の1に減らせるといい、まず1テラバイトから、1枚当たり約1000円で3年後の販売を目指します。 市販のBDは片面3層で記憶容量が100ギガ(ギガは10億)バイトが最高。しかし、新技術は現時点で20層、片面で500ギガバイト(0.5テラバイト)を達成しました。 半導体メモリーに使う信号処理技術なども活用して容量を増やし、13年後に100層、7.5テラバイトを実現する計画で、両面を使えばBDの150倍の15テラバイトになります。 1回だけ書き込める追記型で、記録層はレーザー光を効率よく吸収する色素と一般的な樹

日本では乳製品で知られるネスレが、ユニークなお菓子の当たりを用いたキャンペーンを行い話題となっています。それはなんと、「当たりが出ると24時間以内に特殊部隊がヘリコプターで賞金を届けてくれる」というものです。 このユニークなキャンペーンは、イギリスのネスレが行っているもの。「We Will Find You(あなたを探す)」と題されたキャンペーンでは、キットカットをはじめとした4種類のチョコバーで6本しかない「当たり」が出ると、1万ポンド(約126万円)がもらえます。しかし、その賞金の届け方が非常にユニークなものとなっています。 当たりのチョコバーが開封された瞬間に、お菓子に同封されているGPSチップが信号を発信。信号をキャッチした特殊部隊が、イギリス及びアイルランド全土から開封後24時間以内に賞金受賞者を見つけ出してヘリコプターで賞金を届けてくるというものとなっています。 なんともバカバ