痛ましいニュースだ。ツアー・オブ・カタールに参戦中のトップスポルト・フラーンデレンの選手、Frederiek Nolfが心臓発作で急逝した。享年21歳。2月10日が22歳の誕生日だった。 プロ入り2年目のシーズン初戦だった。 就寝中の心臓発作。言葉が出ない。 Topsport Vlaanderen: Laatste nieuws: Frederiek Nolf
トレーニングの際ヘルメットをかぶらなかった場合…10,000ユーロ(約120万円) 宿に許可なく客を招き入れた場合…10,000ユーロ(約120万円) 許可なくインタヴューに応じたり、勝手に声明を出した場合…5,000ユーロ(約60万円) パーティードラッグ使用…即刻解雇 これ以外にも、大遅刻、チームジャージ類が汚いなどもあるんだとか。ラース・ボーム(@全身泥だらけ)は気をつけないと(苦笑)。 罰金は累進課税方式で、給料が350,000ユーロを超える選手はより高い罰金率が待ち構えている。 この手のルールはサッカー界が得意とするところだが、ラボバンクの罰金の額はそれ以上。 選手達は(匿名で)不満爆発。 「我々はプロのアスリートとしてではなく、子供として扱われている」 「強固なアンチドーピングの規則は、チームに平和をもたらすよ。でも、こんなのふざけてるよ。これはチームがまとまってないってことな
39歳、ヤン・キルシプーはワロン地方の小さなチームGeofco-Jartaziと契約。ツール・ド・フランスに13回出場して、1度もパリに辿り着くことができなかったという稀有な記録の持ち主。でも1999年はマイヨジョーヌを6日間着用。名選手には変わりない。 2006年のクレディアグリコルを最後に大舞台から退いているが、実は今シーズンのエストニア・チャンピオン。RR、TT合わせて(?)14回エストニア・ナショナルチャンピオンに輝く。 Wielerland: Jaan Kirsipuu naar kleine Waalse ploeg いつのツールか忘れたが(たぶん、2003年あたり)、解説者が「今年は山のトレーニングをしてきたから(完走に)自信があるらしいですよー」と言った途端、山の麓ですでに遅れ始めているキルシプーが映し出された絶妙なタイミングに感動した覚えがある。 キルシプーがマイヨジョー
薄々は分かっていたけど、張本人側にこうもはっきりと言われると(苦笑)。 +++ ドラパックポルシェのオーストラリア人、ミッチェル・ドッカーは来季よりスキルシマノ入り。ツール・ド・北海道2007でステージ優勝したことがある22歳の選手だ。 ドーピング問題が横行する昨今、オーストラリア人選手の注目度が上がっているんだ。信用に値すると思われている。以前は結果がすべてだった。例えば素晴らしい成績のスペイン人選手。彼がどのようにして勝利を手にしたかには目をつぶってきたんだ。 たぶん僕は欧州で他の人ほどいいリザルトを残していない。でもクリーンで信頼できるって思えたんじゃないかな。そいうことを考慮しないと、チームはスポンサーを失ってしまうんだ。オーストラリア人選手は評判が良くて、欧州のチームは注目していると僕は考える。 今季、欧州では少ししか走ってないから、プロ入りできるなんてビックリだよ。今、スタート
ロビー・マキュアンが12月17日に行われるトラックのイベントRevolutionに出場する。Revolutionといっても、本家イギリスのではなく、オーストラリア版@メルボルン。 マキュアンはデルニーと25kmマディソンに出場予定。トラックレースは3年ぶりだ。 「2005年のデルニーレースでは、ペーサーが勝ちたがって俺様が付けず負けた。でも、ポイントレースは優勝、スクラッチは2位だった。トラックで乗るのが楽しみだ。ヘマって笑い者になるつもりはなからな。週に1、2回はバンクトレーニングをする予定。ツアー・ダウンアンダーのいい準備にもなる」(←意訳) 他の出場予定選手は、グレーム・ブラウン、キャメロン・メイヤーなど。マキュアンは誰とマディソン組むのかなー。 ちょっと気になったのは、「Revolutionは欧州の6日間レースの準備にいいね」という発言。将来的に6日間レースの参戦を考えているようだ
サーヴェロ・テストチームもテオ・ボス獲得に意欲をみせていたようだ。出力が高そうだからだろうか(違)。結局、複数年契約を提示したラボバンクに決定したが。 +++ テオ様のロード転向について、自転車ファンが「あーでもない、こーでもない」とモメるのかと思いきや、そうでもない。何故ならば、前例がないので、皆何とも言えないのだ。 英語圏のファンの意見を拾い読みしたが(※ オランダ語は多過ぎて手つかず)「興味深い試みだ。どうなるのか1年待つとするか」といった、興味津々系が多い。 【ほぼ前例なし】 アメリカ人選手マーティ・ノースタインは短距離からロードに転身だそう。しかし、彼の場合、キャリアの晩年での転向、ロードといっても短いクリテリウムが多かった。 国際競輪で来日経験のあるベン・カーステンもロード志向だが、転向とは言い切れない感じ。 【細身】 クリス・ホイが「マイヨヴェールを狙います」と言ったら、その
これまでずっと噂されてきた(ラボバンク悲願の)テオ・ボスのロード転向だが、ついに実現するようだ。来季よりラボバンクのコンチネンタルチームで、ロード選手としてのキャリアが始まる。 短距離トラック選手としての最後のレースは、来年1月のロッテルダム6日間レースになるそうだ(トラックW杯、トラック世界選の出場はなさそう)。 telegraaf.nl: Theo Bos kiest voor de weg PezCycling News: EuroTrash Monday!: It's Official! +++ 初年度はラボのコンチネンタルチーム、2年目にラボのプロツアーチーム入りを目指すという。 既にコーチについてロード練習は始めていて、トレーニング友達はラース・ボーム。「彼から学ぶことは多いよ」とテオ様。 訂正: ラース・ボームと一緒にトレーニングするのは来週からだそう@カナリア諸島のランサロ
本日到着『Pro Cycling』誌12月号掲載のネタ記事。 【シューマッハーを引っ叩きたい人 ベスト10】 1. ゲロルのホルツァー監督(訴えてやるっ) 2. TdF総合ディレクタープリュドム氏(終わった。馬鹿な奴だ…) 3. F1のシューマッハー(名前がイメージダウン) 4. ライプハイマー(○ゲの自転車選手がイメージダウン) 5. レベリン(ロンバルディアに出場できなかった) 6. ヒンカピー(2006年のエネコツアーの時から恨んでいる) 7. 元ドイツ代表のGKハーラルド・シューマッハー(“悪童シューマッハー”のタイトルを奪われた) 8. プロサイクリング誌の編集者ベーコン氏(北京のインタヴューがお蔵入りになった) 9. セバスティアン・ラング(CERAが検出できるようになったって話の時、シューマッハーは無口になったよ!!) 10. キルシェン(ツールのTT2着) ドイツの6日間レ
ケイセ - バルコ組の優勝でミュンヘン6日間レース(11/6~11/11)閉幕。前売り券が9000枚しか売れなかったという記事を読んで以来、客席の入りが気になって仕方がなかったが、最終日はそこそこ混んでいたようにも見えた。 【6日目結果】 1. Iljo Keisse/Robert Bartko (Bel/Dui) 311 punten 2. Erik Zabel/Leif Lampater (Dui) 307 (↓1周回遅れ) 3. Olaf Pollack/Roger Kluge (Dui) 291 (↓3周回遅れ) 4. Alex Rasmussen/Michael Morkov (Den) 290 (↓7周回遅れ) 5. Erik Mohs/Peter Schep (Dui/Ned) 153 (↓8周回遅れ) 6. Andreas Beikirch/Christian Ladema
アムステルダム6日間レース4日目。ケイセ - バルコ組がトップをキープ。 【4日目 結果】 1. Iljo Keisse/Robert Bartko (BEL/Dui) 216 ptn 2. Bruno Risi/Franco Marvulli (Zwi/Zwi) 200 (↓1周回遅れ) 3. Erik Zabel/Leif Lampater (Dui/Dui) 179 4. Robert Slippens/Danny Stam (Ned/Ned) 164 (↓2周回遅れ) 5. Peter Schep/Jens Mouris (Ned/Ned) 96 (↓5周回遅れ) 6. Paolo Bettini/Juan Llaneras (Ita/Spa) 87 7. Leon Van Bon/Wim Stroetinga (Ned/Ned) 75 (↓6周回遅れ) 8. Kenny De K
世界選U23 RR、4位、惜しくもメダルを逃したベン・スイフト。来季よりカチューシャ入り。 たまに(笑)BBCで書いてる彼の日記より。 ヒーローズ・パレード(※ 10月16日、ロンドンで行われた北京五輪英国チームの凱旋パレード)はすごかった。トラファルガー広場の人の多さといったら。僕の乗った自転車競技の山車は、メダルを持ってないのは僕を含め(※ 北京五輪RRはDNF)わずか3人だったと思う。メダルなしなのに、そこにいるのが申し訳ない気がした。クリス・ホイなんて金メダル3個だ。でも今度のロンドン五輪の時は、メダルを首に提げてここに戻ってきたい。 カチューシャと契約したけど、今はまだ僕の人生はこれまで通り。GBアカデミーチームでは、素晴らしいトレーニングプログラムを用意してもらってたけど、プロになったら自分自身で考え、目標を達成しなくてはならない。 カチューシャの顔合わせ食事会で、ロビー・マキ
アムステルダム6日間レース@折り返し。ケイセ - バルコ組がトップに躍り出る。ポディウムの目があるのは現在5位のスヘプ - モーリスあたりまでか。 ベッティーニはどの写真を見ても営業スマイルではなく、心底エンジョイしている笑顔。ツァベルおじさんは真面目に狙っているようだし、後半更なるバトルが期待できそう。 +++ デルニー・ガーラ(特別レース)はクナーフェンが優勝。引退したはずの(苦笑)ボーヘルトは3位。 +++ ≪ツァベル vs スタム vs スリッペンス vs ベッティーニ≫ 余興のローラー台対決@出張Holland Sport(※ オランダのスポーツバラエティ番組の最後に行われるゲーム)。大人げなくマジ漕ぎしてガッツポーズまでするスタム(笑)。 ZesdaagseTV: Holland Sport fiets spel 【3日目 結果】 1. Iljo Keisse/Robert B
インタヴューはフランス語、字幕はオランダ語、という結局どうにもならん状態。広東語の映画を北京語の字幕で見た時の方がまだ雰囲気はつかめたわ。 ベッティーニは「オランダの観客サイコー!!」とか「ミラノ6日間レースの自信はあるヨ」とか言っているのではなかろうかと思う(←短すぎー)。 インタヴュー中、お世話係の人がクイックステップの帽子をさっとベッティーニにかぶせる。気配りだなぁ。 Sportweek TV - Bettini: 'Nederland heeft een groots wielerpubliek' +++ こちらはイタリア語でのインタヴューの、オランダ語のナレーションorz ZesdaagseTV: Campionnissimo
ブラッドリー・マッギーの引退レースは英国で行われる「Revolution 21」(11月15日)だが、スチュアート・オグレディ、デイヴィッド・ミラー、マシュー・ゴスも参加することになった。 The Revolution Series: O'GRADY MAKES REVOLUTION DEBUT オグレディがイギリスのトラックのイベントに登場するのは、2003年の「グッド・フライデー・ミーティング」以来。当時の記事&写真を見ると、マッギー、オグレディ、ウィギンス、クリス・ホイ、キアッパとおなじみの選手ばかりで、5年ひと昔という感じはしない(※ ミラーは怪我でゲスト出演)。ああ、でも皆チームは変わったか。 Good Friday Track meeting 2003 (photo: アテネ五輪ブラウン&オグレディ金メダル記念切手@関係ないけど最近豪ドル安)
『Vélo Magazine』に漫画Tシャツを着たクネゴの姿が。。。 謝罪記者会見ってワケじゃないし、何着ようが勝手だけど。これ、イタリアじゃトレンドなのね。 +++ クネゴの来日が叶うのかいろんな意味で微妙なところだが(“※リザーブ含める”←公式サイトの微妙な一文)、「クリーン vs 未遂」対決で、是非ともジャパンカップを盛り上げてもらいたい今日この頃。
Bike Radar.com: Sutton, O'Grady caught up in nightclub incident 掻い摘むと、オグレディとコフディスのクリス・サットンとその他オーストラリア人アスリート達がナイトクラブでお誕生会をやって、会計時の請求金額が違う違わないで店員ともめたそうだ。サットンは顔を殴られて病院送り。店員は警察の事情聴取を受けた後、釈放。 これを読んで思ったのは…、 オグレディはサットンを可愛がっているんだなぁ。ソニエリ事件の時も、サットンをコフィディスに押し込んでやったっけ。 誕生パーティーってサットンのかなぁ(9/10生まれ)。 自転車選手よわー(勿論、自分から手を出しちゃ絶対ダメだけどね)。まあ、非力そうだもんなー。 という感じ。 酒場は要らぬトラブルを引き寄せることがあるからね。気をつけなきゃ。怪我をしたら元も子もない。 (photo: ツアー・オブ
2005年のツール・ド・ランカウイで大活躍したライアン・コックスが亡くなった。 +++ 当時、バルロワールドに贔屓の選手がいたので、Jスポの放送がとても楽しみだった。康司選手のステージ優勝もあったし。 世界的に見ればコックスは大選手ではないかもしれないが、ゲンティンハイランドのルハノとの戦いは忘れない。南アフリカの英雄よ、安らかに。 +++ Cycling.TVにあるバルロワールドのドキュメンタリー・フィルムが素晴らしい出来映え。2005年、春のトレキャンからランカウイの戦いまで。コックスの姿を見るのは辛いかもしれないが、追悼の意を込めて。 Cycling.TV: Bib Shorts Down(←注!すぐ開きます) (※ 手前前味噌ながら当時の感想→2005-07-08: ツール・ド・ランカウイの感動再び) (photo: ANPより)
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