武豊騎手(46)=栗・フリー=が、ドバイワールドカップデー(3月26日、UAE・メイダン)に遠征することが31日、分かった。 騎乗馬は3頭で、いずれもノースヒルズグループ(前田幸治代表)の所有馬。武豊騎手は「前田代表から『全部乗れ』といわれている。励みになりますね」と抱負を語った。 3頭の内訳は、ドバイシーマクラシック(GI、芝2410メートル)が、一昨年の日本ダービー馬ワンアンドオンリー(栗・橋口弘、牡5)で初コンビとなる。アルクォーツスプリント(GI、芝1000メートル)が、昨年のサマースプリントシリーズで優勝したベルカント(栗・角田、牝5)。UAEダービー(GII、ダ1900メートル)は、ダートで3戦2勝のラニ(栗・松永幹、牡3)だ。 ラニは3着以内に入れば、ポイントでケンタッキーダービー(5月7日、米・チャーチルダウンズ、GI、ダ2000メートル)出走の可能性が浮上する。