「太田府知事が大阪の財政を破壊した」というような、悪質な印象操作が横行していますが、これは事実ではありません。 むしろ太田府政は、それより昔の左派政権の頃の放漫経営の際に積み重なった府の借金による財政悪化を健全化していった時代というのが真相です。 財政悪化させたのではなく、財政を改善していったのです。 太田府政開始時点、大阪府の財政は崩壊状態であった 平成12年2月6日、太田房江・府知事は前任者より府政を引き継ぎます。 当時の府財政は、過去の放漫経営の負担に苦しみ、ありとあらゆる府の基金を取り崩し、それが底をついて、しかし府の予算のスリム化はできず最悪の状況にありました。 太田房江が府財政を崩壊させたのではなく、崩壊した府政を引き継いだのです。 太田府知事が府政を引き継ぎ、緊急事態に対しまとめた行財政改革案の平成13年版によれば、財政危機の要因は以下であります。 平成13年度版 大阪府行財