『週刊朝日』の編集長が、「重大な就業規則違反があった」として懲戒解雇処分となった。違反内容は明らかにされていないが、女性記者へのセクハラ行為が原因とされる。 昨年10月、橋下徹大阪市長の出自を取り上げた連載記事で編集長が更迭され、存続の危機に陥った週刊朝日(朝日新聞出版)。今度は、その立て直しに就任した小境(こざかい)郁也編集長(53)=朝日新聞社から出向=が8日付で「重大な就業規則違反があった」として懲戒解雇処分となった(関連記事)。違反内容は明らかにされていないが、女性記者へのセクハラ行為が原因とされる。伝統の「週朝」が、わずか1年で2代続けて編集長が交代するという前代未聞の事態に直面している。 小境氏の問題は、9日発売の週刊文春と週刊新潮が報じた。 両誌や複数の朝日新聞出版関係者によると、小境氏は先週の半ばから、突如として編集部に姿を見せなくなった。 その理由について、朝日新聞出版関