ブックマーク / blog.shibashuji.com (24)

  • Am langen Zügel: 第151回ドイツダービー予想

    1年ぶりですこんばんは(定型文) 間もなく発走というのに今頃慌てて書いてます。というのも、このところ家の事情で競馬どころではなく、今日も日中は実家でいろいろと事務作業にてんてこ舞いでした。 父上、口座を小分けにしすぎでござるよ…… ドイツ競馬は新型コロナウイルスの影響で、シーズン開始が5月になってからであり、ダービーも例年より1週遅れの開催となりました。今のところ日と同じく無観客なため、毎年予想送ってくれるドイツの競馬オヤジ、ヒネッケ兄弟も、すっかりモチベーションが下がってるとのこと。なので、「今年もダービー予想はやったよ!」っていうアリバイ作り程度にササッと。 まず弟マティアスから。 大抵の馬は馬場状態に左右されそうだ。 Kellahen:ダービーを逃げ切るのはとても難しいし、ステイヤーの血統ではないが、2400mはこなせるだろう。良馬場のほうがいい。好みの馬だ。 Grocer Jac

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    toronei 2020/07/31
  • Am langen Zügel: 第150回ドイツダービー予想

    1年ぶりですこんばんは(定型文)。 完全に死に体となってるこのブログも、やはりドイツダービーだけは書かねばならないという使命を何故か感じています。ましてや今年は第150回、大きな節目の開催です。というわけで、ドイツダービーの成り立ちでも紐解こうかと思いましたが、実はまだ競馬に対する情熱がそれなりにあった頃に書いてました。ご興味あればこの辺も読んでみてください。(もう10年前じゃないか……) ネレイーデ物語~Nereide - Geschichte einer Wunderstute~ 3.空前の電撃ダービー(前半部分) また上記の補足としてこのブログ内でも少し触れてます。 「ネレイーデ物語」はしがき ~ 3.空前の電撃ダービー(「ウニオン・レネン(Union-Rennen)の創設」の項) さて、例年通りドイツの競馬友達ヒネッケ兄弟がダービー予想のメールを送ってきてくれました。年賀状という制

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    toronei 2019/07/27
  • Am langen Zügel: ドイツダービー予想です

    ご無沙汰してます。芝周志です。梅雨明けはまだなのに暑いですね。みなさんお元気ですか? ところで、ドイツダービーは7月第1日曜日開催が伝統なのだが、今年は2週目の日10日開催。実は2006年ドイツ開催ワールドカップ以降、大規模なサッカー大会と日程が重なる年は、ダービーをずらすのが習慣化してきている。今年は第1日曜日がヨーロッパ選手権真っ只中だったので1週ずらしたわけだが、決勝と同日というのは果たしてずらした意味があるのか?もう開き直って伝統通りにやればいいのに。 さて例年ダービー予想を送ってきてくれるドイツのオヤジ、ヒネッケ兄弟から、只今執筆開始時点ではメールが届いていなかった。もはや惰性になってきてたし、もしかしたら「もういっかな…」ってなってるかもしれないので半分諦めかけてたら、コメント抜きの予想だけ飛び込んできた。我々の伝統が辛うじて維持され、ホットする。 ということで始めよう。 ま

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    toronei 2016/07/14
  • Am langen Zügel: 第35回オイローパ賞(G1・ケルン競馬場)を撮影しに来た

    8年振りにケルン競馬場へ帰ってきた。ケルン大学在学中の3年半、続けてデュッセルドルフで就職後も3年間、開催日の3分の2くらいは毎年通っていた、自分にとっては謂わばホームコースだ。景色、雰囲気ともに懐かしく心地よい。最初に仲良くなったクラウス・トゥフルやDanedreamのJC参戦の際来日してたフランク・ノルティンクら昔なじみのカメラマンたちにも会え、まさしく帰ってきたという気分だ。 一応前日土曜日の2歳牝馬戦ヴィンターケーニギン・トライアル(リステッド・1600m)から撮影を開始したが、コース幅や撮れるポジションも東京や中山とは違いとても近いので、APS-CのEOS 7D MarkIIだと、ゴール前ではサンニッパは必要ない。かつてドイツにいた頃と同様ニーニッパをメインに。競馬場内の写真も含めヴィンターケーニギン・トライアルの写真は既にサイトにアップしてある(レース名をクリック) Preis

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    toronei 2015/09/27
  • Am langen Zügel: ドイツからWSJSに参戦するデフリースのフルネーム

    みなさま、毎度お久しぶりです。 来週末のジャパンカップ、アイヴァンホウの参戦で2011年のデインドリーム以来のドイツ馬来日となり、いつもよりも撮影への緊張感が高まってます。またそれだけでなく、アイヴァンホウをバーデン大賞とバイエルン大賞という2つのドイツ国内G1勝利に導いたパートナーとしてミナリクも共に来日ということで、久しぶりにフィリップに会えるのが楽しみでもあります。ドイツ馬は国外に出走すると英仏のトップジョッキーに乗り替わることが多く、ミナリクも大抵国内限定でしたからね。当人は私のことなど覚えてないだろうけど、実はドイツにいた頃、パドックから馬場へ向かう彼にドイツ語で「頑張れよ~」と声をかけると、馬上から「サヨナラ~!」と返してきて、「おい!帰れってか!」とアホな漫才で観衆を笑わせたりしてました。基的に陽気なキャラで、客受けもいい騎手です。 そしてもう一つ今回私をウキウキさせてい

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    toronei 2014/11/22
  • Am langen Zügel: ドイツダービー予想、やらせてください!

    みなさん、こんばんわぐ~!1年に1回ドイツダービーのときだけブログを更新してる芝周志です!(CV:青山佳乃) 正直このまま死にブログになるかなと危惧してたのですが、ドイツ友人ヒネッケ兄弟が許してくれませんでしたw とはいえ、いつもはガッツリ予想を送ってくる弟マティアスも、今年は遂に簡易予想となってしまったので、来年はどうなることやら……。 ではまずヒネッケ兄ハネスの予想メールを訳しましょう。 (前評判同様)自分の命もSea The Moonで決まりだ(ヘルフェンバインが乗れないのが残念だが)。2着以下はいろいろ可能性がある。順位付けをせずに挙げていくと、Giants Cauldron、Geoffrey Chaucer、Speedy Approach、Swacadelicといったところだろう。雨が降ればBorn to RunとOpen your Heartにも入着のチャンスはあるだろう。

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    toronei 2014/07/07
  • Am langen Zügel: 【ケルン競馬場伝貧問題】現状更なる感染馬はなし

    Erstes Aufatmen in Sachen Quarantäne (German Racing) ”隔離検疫に関する件でまずはほっと一息” 10月1日に発覚したケルン競馬場における伝染性貧血症の件、場内厩舎にて管理する全292頭の馬に対し行った隔離検疫だが、全馬陰性という結果が出た。まずは関係者みなほっと一息といったところであろう。 但し、これは飽くまで感染症に対する抗体が血液中に出ていないということであり、即ち現時点で発症やその兆候を見せている馬がいないということである。伝染性貧血症の潜伏期間は3日~3ヶ月ということなので、条例に基づき予定通り3ヶ月間は変わらず全馬競馬場敷地内から出ることは禁じられている。隔離状態が解除されるのは、3ヶ月後の再検査で再度全馬陰性という結果が出る必要がある。 取り敢えずDanedreamもこの中に含まれていることになるので、彼女も今のところ無事であ

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    toronei 2012/10/09
  • Am langen Zügel: 伝染性貧血症事件勃発後のシールゲン調教師への取材記事

    10月1日に発覚したケルン競馬場在厩馬の伝染性貧血症感染による競馬場封鎖の件、3日のケルン地元紙Kölnische Rundschauに、Danedream管理調教師シールゲンへの取材記事が掲載されていた。 Verlängerung für Danedream? (Kölnische Rundschau) ”Danedreamは(現役)延期?” 事件勃発翌朝、取材記者が競馬場を訪れたとき、そこが封鎖されている競馬場とは分からない光景であったという。というのも、普段通りに馬房が開かれ、調教が行われていたからだ。 「馬たちを運動させてあげないといけない。馬房の中に立たせっ放しにしておくわけにはいかないからね。」とシールゲン師は言う。 Danedreamについては、「彼女が感染していないことを祈るばかりだ。」とのこと。感染馬を管理していたヴァイス厩舎とシールゲン厩舎は100mほどしか離れていない

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    toronei 2012/10/04
  • Am langen Zügel: ケルン競馬場所属馬に伝染性貧血症発覚 ― Danedream、凱旋門賞出走不可に……

    昨夜2時10分、そろそろ布団に入ろうかと思ったその時、以下のツイートが飛び込んできて一気に目が覚めてしまった。 Unfassbar! Eine Tierseuche verhindert die Titelverteidigung von Danedream im Arc de Triomphe. Rennbahn und... fb.me/24pA1VQup — GERMAN RACINGさん (@GERMAN_RACING) 10月 1, 2012 まさに何のことかまったく理解できず、「Tierseuche」という単語に馴染みがなかったせいもあり、半ば頭が混乱しながらリンク先へと飛んだ。そして更に見慣れない単語を確かめながら読みすすめると、ようやく事の重大さを理解し、愕然としてしまった。 Danedreamを管理するシールゲン厩舎があるケルン競馬場で、同競馬場内他厩舎のある1頭の馬に伝

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    toronei 2012/10/03
  • Am langen Zügel: 競馬クラスタさん!ドイツダービーですよ!ドイツダービー!

    先週のアイマス7thライブの興奮がいまだ冷めやらぬ芝です皆さんお久しぶりですこんばんは。 ライブに参加するのは初めてでしたが、横アリの盛り上がりと一体感はさすがアイマスというべき素晴らしきもので、ゲームキャラクターからアニメへ、歌手としてはズブの素人である声優のアイマスガールたちが見事なエンターテイナーへと成長した姿は、プロデューサーという名のファンたちにとってはまさしく7年間の集大成といえるもので、「みんないっしょに!」というライブテーマそのままに、ニコマス視聴者というバッタ者の私でさえ共にサイリウムを振る手が力強くなり…(ry さて、ギリギリになってしまったが、日時間の今晩0:40はドイツダービーである。サッカーのユーロ2012決勝と日程が重なることから、ドイツの競馬協会は7月第1日曜日という伝統を破って翌週開催にしようと色々根回ししていたようなのだが、パリ大賞と日程が近くなりすぎる

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    toronei 2012/07/02
  • Am langen Zügel: Danedream ist da!

    凱旋門賞をレコード勝ちで圧勝したドイツのシンデレラガール、Danedreamが日へやってきてしまいましたね…。春からの半年間、どんどんトップホースへの階段を駆け上がる姿を遠く日からウォッチしていた馬が、今自分の目の前にやってきたというのは感無量ですよ。 「目の前にやってきた」とは気の早い表現に聞こえるかもしれないが、木曜日の調教で実際に彼女を目の前にしたのである。 実は今回、外国プレスとして撮影許可証を得ることが出来たのだ。「日人なのになぜに外国プレス?」ってことになるだろうが、今月初旬、ドイツにいた頃の友人である競馬カメラマンのゾルゲ君(滞独中彼を通じSport-WeltやVollblut誌に時々写真を載せさせてもらっていた)から「どうしても日に行くことが出来ないので、俺の代わりに許可証をもらってDanedreamを撮ってくれ。」とメールが来たのである。もちろん二つ返事でOKし、

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    toronei 2011/11/26
  • Am langen Zügel: Danedream、凱旋門賞を勝利するまで

    2010年5月、バーデンバーデンの南西にある小さな町アーヘルンで1の電話が鳴った。電話を受けたのはこの町で家具センター"Möbel RIVO"を営むヘルムート・フォルツ(Helmut Volz)、かけたのはディルク・アイゼレ(Dirk Eisele)、サラブレッド売買エージェントBBA Germanyの代表だ。アイゼレはその日、バーデン競馬場で行われていた春季ブリーズアップ・オークションにおり、トレーニング・セールに出されていた1頭の2歳牝馬に目を付けたのである。 「いい馬が1頭いるんですよ。今日のオークションで一番興味がある馬なんです。」 フォルツは話を聞いて、アイゼレに落札へのゴーサインを出した。ブリュンマーホフ牧場(Gestüt Brümmerhof)から出品された父Lomitas、母Danedrop(母父Danehill)の仔Danedreamは、こうしてアイゼレによって9000

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    toronei 2011/10/09
  • Am langen Zügel: Danedreamが凱旋門賞制覇!!!

    直線で燃えた!ネットのストリーミング見ながら、ゴールの瞬間叫んだ! すげー!すげーーよ!Danedream!!!!!! セリで9000ユーロだったこの馬が、今年の春時点で誰がこんな快挙を成し遂げると想像したか? 馬主も調教師も、誰一人想像出来なかったはずだ。シュタルケがレースの度に言ってる通り、毎度毎度陣営の想像の上を行く結果を残してるんだ。なんて馬だよまったく…。 レースレコードだぜ?ビックリだよw アンドラッシュの雄叫びがネットを通じても心に響いた…。 おめでとう!アンドラッシュ! おめでとう!ペーター! おめでとう!シールゲン厩舎のみなさん! 今はこの感動をとにかくブログに書き残したかったので、後日また改めて書きます。

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    toronei 2011/10/03
  • Am langen Zügel: ケンタッキー・ダービー馬Animal Kingdomの母Daliciaとその牝系

    アメリカ競馬は門外漢です(キリッ 早くも米クラシック第2戦のプリークネスSを日時間の明朝に控えたところで、遅ればせながら5月7日にケンタッキー・ダービーを制し、間もなく二冠目に臨むAnimal Kingdomの牝系について書いてみようかと。 因みにAnimal Kingdomを略すと「あにき」が頭をよぎるのだが、擬人化クラスタからのコンセンサスは全く取れていない。 さておき、アメリカ競馬門外漢の私が敢えてケンタッキー・ダービー馬などを取り上げたのは他でもない、このAnimal Kingdomの牝系に思い切りドイツ縁の血が流れているからだ。母Daliciaは現役時代ドイツで走っており、私自身の記憶にはあまり強くは残っていないものの、一応生でも見てきているのである。 Dalicia 2001年生まれの2004年クラシック世代で、同期のドイツ馬ではShiroccoが日人には最も通りがよいだろ

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    toronei 2011/05/21
  • Am langen Zügel: 2010年ドイツ年度代表馬選考が始まった

    ドイツ年度代表馬選考はまた芝シーズンが始まる頃にのこのこやるんだろうと思ってたら、いきなり昨日始まりやがった。 Wählen Sie den Galopper des Jahres 2010! 当ブログ毎年恒例の「勝手にドイツ競馬年度代表馬」も途中まで書いて余裕で放ったらかしにしてあったのに、急遽書いた分だけ出すことにしましたよ。幸いノミネート馬3頭については書き終わっていたので。 そのノミネート馬3頭は以下のとおり。 Night Magic Scalo Vanjura 例年通り各部門別に書いているので、この3頭に該当しない古牡馬部門も一応執筆済みであげておきます。このブログにおけるマイルールは例年通り、選考対象馬は「ドイツ調教馬」及び「ドイツで出走した外国調教馬」、参考として馬名横に年度GAG、Thoroughbred Pedigree Queryの5代血統表へのリンクを付けておきます。

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    toronei 2011/02/09
  • Am langen Zügel: 「医師が青信号を出してくれた」― A.スボリッチ復帰インタビュー

    スボリッチ騎手が今年4月、香港滞在中に頭部内出血の重症を負い、復帰は危険という判断から8月に引退表明をしたことはこのブログでも触れた。日常生活には支障ないほどに回復していたので、9月初のバーデン開催では騎手たちへのインタヴュアーとして姿を見せ、競馬との第二の人生を模索し始めたかに見えた。しかし今月2日、医師からゴーサインが出、馬上にカムバックするというニュースが駆け巡った。そしてこの度GaloppOnline.deがスボリッチにインタビューした記事があがったので、拙訳を試みてみる。 Jockey Talk mit A. Suborics GaloppOnline.de:退場からの退場……どういう経緯ですか? スボリッチ:それは簡単な話です。私の回復が予想よりはるかに早く、医師が馬上への復帰に青信号を出してくれたのです。再び鞍に跨ると決断して以来、私自身とても満ち足りており、また誰もがそんな

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    toronei 2010/12/15
  • Am langen Zügel: 「ドイツ競馬史」を書こうとすると…

    ドイツ競馬史でも書きませんか?」 有難くかつ興味深い話だ。書けるものなら是非書きたいという気持ちではある。だがどれくらいの原稿枚数で、いつまでに書くかというのはまるで決まっていない。ただ「ドイツ競馬史」という大枠があるだけである。一体どの程度の量で、どんな構成で書くべきか、今のところ殆ど見当が付いていない。しかし締め切りが決まっていないからといってだらっとしてると、多分永久にまとまらない気がするので、だらっとなりに思い浮かぶ観点をいくつか考えてみよう。 まずご依頼主が密かにご所望されていると思われる血統史というのは、私には書けない。単純にその力量がなく、とりわけ配合史という観点になってはまったく分からないし、そもそも私が書く必要性もない。血統に詳しく拘っている方が血統表と生産者名を繋ぎ合せながら、飽くまで配合としての馬作りの思想と実践を紐解いていただければよいのだ。それでも血を繋いでいく

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    toronei 2010/11/05
  • Am langen Zügel: スボリッチ騎手引退

    Starjockey Andreas Suborics kündigt Karriereende an 短期免許で度々来日していたドイツのトップジョッキー、アンドレアス・スボリッチ騎手が8日ハノーファー競馬場で引退を表明した。彼は香港滞在中の4月に調教中の事故で頭部内出血の重傷を負い、今期はこれまで治療に専念していた。7月にGaloppOnline.deに載っていた記事では慎重な姿勢ながらも秋頃の復帰に向けリハビリに励んでいると語っていたのだが、頭部内という難しい個所の傷であるゆえに、最終的に医師から騎手復帰は危険すぎると言われ、引退を決断するに至ったということだ。 スボリッチ騎手は1987年にウィーンでデビューし、生涯勝利数は1542。1971年ウィーン生まれで、国籍はオーストリア。スボリッチという姓は多分ハンガリー系で、遡ればハプスブルク帝国時代の隣国出身ということになるのかもしれない

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    toronei 2010/08/11
  • Am langen Zügel: 第141回ドイツ・ダービーはゴドルフィンのBuzzwordが戦後外国馬として初制覇~関係者コメント~

    ドイツ・ダービーは戦前オーストリア、ハンガリー、デンマーク等の周辺諸国の馬にタイトルを奪われることはしばしばあったが、戦後は国内調教馬限定となり、再び外国馬へ扉が開かれたのは1993年。それから18年間ほぼ毎年外国馬の挑戦を受けながらドイツ勢がタイトルを守ってきたが、今年遂にドイツ・ダービー馬の称号が国境を越えた。ゴドルフィンの第2調教師アル・ザルーニが送り込んだBuzzwordがZazouとの直線での叩き合いを制し、優勝したのである。2着はウニオン・レネンを圧勝して臨んだZazou。3着にノルウェー調教馬のSir Landoが後方から追い込み入線するが、直線でRussian Tangoの進路を妨害し4着に降着。そのRussian Tangoが3着となる。 7月18日ハンブルク 第141回ドイツ・ダービー(G1, 2400m) 以下、関係者コメント(GaloppOnline.deより) フ

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    toronei 2010/07/19
  • Am langen Zügel: 第141回ドイツ・ダービー予想

    昨年ダービー予想を紹介したドイツの競馬友だちヒネッケ兄弟から、今年もたっぷりとした予想メールが届いた。今年も現場ドイツ人競馬ファンによる今年のダービー展望を、メールをくれた順番に紹介しよう。 (内容は抄訳。文脈から言及された順番を一部入れ替えたり、出走取り消し馬の話は削除してあります。) ◆弟マティアスの予想 ドイツ馬のにはスタミナに疑問が残る馬が多い。全体として今年の馬たちはあまり信頼していない。前哨戦も特に言及すべきものに乏しく、ドイツの標準でも展開の遅いレースばかりだった。 それゆえMonterossoに大きな期待をしている。この馬はいい馬で、距離も持つだろう。良馬場に合っているかは疑問が残るが、私はこの馬を気に入っている。これまで良馬場で走った内容から、ドイツの馬に対抗しても十分通用するだろう(註:今夏のドイツは好天続きで馬場が乾いている)。 Scaloは分からない馬だ。ウニオン・

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    toronei 2010/07/18