ブラジルW杯で優勝を飾ったドイツ代表が15日にベルリンのブランデンブルク門で行われた優勝報告会で人種差別問題を起こしたとして、国内外で物議をかもしている。ビルト紙など複数メディアが報じている。 問題となっているのは、決勝戦のアルゼンチン戦で決勝弾を決めたMFマリオ・ゲッツェ、今大会でW杯歴代最多出場記録を更新したFWミロスラフ・クローゼ、MFアンドレ・シュールレ、GKロマン・バイデンフェラー、DFシュコドラン・ムスタフィ、MFトニ・クロースの6名が踊ったダンス。そして、歌詞の内容だ。 壇上で肩を組んで踊り始めた6人は、「ガウチョ(南米人)はこう歩く!」と腰を屈ませながら歌い、次に「ドイツ人はこう歩く!」と腰をまっすぐ伸ばしたまま勢いよく走り、これを何度も繰り返した。この“ガウチョダンス”は、決勝戦の相手だったアルゼンチンを含む南米人を侮辱したものだと、国内外から批判を呼んでいる。 ビ