足りないものが多すぎたブラジル代表 惨敗がもたらした大きな痛みと問題提起 2014/7/16 11:00配信 大野美夏/スポーツナビ 写真を拡大 最後の2試合を2連敗、10失点で幕を閉じたセレソンのW杯。ネイマールの代役など、足りないものが多すぎた【写真:ロイター/アフロ】 ブラジル人のブラジル代表番記者が「フェリッポン(ルイス・フェリペ・スコラーリ監督の愛称)は古すぎる!」と怒りをあらわにしていた。 昨年のコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)の成功にしがみついて、チームをもっと成長させなければワールドカップ(W杯)には通用しなかったのに、止まったままになってしまった。さらに、合宿中の戦術練習の不足、それに伴う戦術パターンの少なさ。ゴールゲッターの不在、そして、ネイマールしか頼れる選手がいなかった。 コンフェデ杯ではネイマールだけに頼る戦術でもなんとか通用した。しかし、W杯では