ブックマーク / d.hatena.ne.jp/matsuiism (2)

  • ドイツの脱原発事情 - heuristic ways

    熊谷徹氏は、『脱原発を決めたドイツの挑戦――再生可能エネルギー大国への道』の「まえがき」で、「ドイツ政府は、福島事故をきっかけに脱原子力計画を加速し、二〇二二年一二月三一日までに原発を全廃することを決めた」が、日のマスメディアは、「原発全廃が、ドイツで進んでいるエネルギー革命の一部にすぎないことについては、ほとんど伝えていない」と言っている。 ドイツのエネルギー革命(Energiewende、エネルギー・ヴェンデ)とは、「二〇五〇年までに発電量の八〇%を再生可能エネルギーでまかなうという、野心的なプロジェクト」のことである。  ドイツではなぜ脱原子力政策の決定が可能だったのか。著者は、「緑の党がこの国に存在しなかったら、脱原子力政策が法制化されることはなかった」、「さらに、一九九八年に緑の党が初めて連立政権の一党として連邦政府に加わった瞬間に、この国で原子力時代が終わる運命が決まった」と

    toronei
    toronei 2012/07/22
  • 大航海時代の豊臣秀吉 - heuristic ways

    マルクスがヘーゲルの弁証法について、「神秘的な外皮のなかに合理的な核心を発見するためには、それをひっくり返さなければならない」と言ったことはよく知られている。 坂口安吾が「小西行長」で書いたことは、マルクスの言葉をもじって言えば、こういうことではないだろうか。「秀吉の朝鮮出兵という非合理的な外皮のなかに合理的な核心(海外貿易)を発見するためには、それをひっくり返さなければならない」。 だが、私はやはりそこに何か引っかかるもの、どこか釈然としないものを感じる。たとえば近代日の侵略戦争について、次のように主張することは可能だろうか。「近代日の侵略戦争という非合理的な外皮のなかに合理的な核心(東アジア諸国の近代化・資主義化)を発見するためには、それをひっくり返さなければならない」。 たしかにそういう風にひっくり返したい人たちは存在していて、「歴史修正主義者」と呼ばれる人たちは「合理的な核心

    toronei
    toronei 2011/12/11
  • 1