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  • 危機の中の憲法記念日 - 対立の構図が先鋭になる96条改定 | 世に倦む日日

    今年の憲法記念日(5/3)は、近年になく憲法論議が盛り上がった一日だった。来年の憲法記念日はどうだろうか。来年の今ごろは、この改憲の政治に結果が出ている。可能性は三つある。第一は、7月の参院選で改憲勢力の3分の2を阻止し、彼らの野望を封じて憲法を靖んじている場合。第二は、参院選で改憲派の3分の2を許し、発議にかけられながら、国民投票で切り返して憲法を死守した場合、第三は、参院選を突破され、さらに国民投票も破られ、落城して改憲を果たされた場合。三つのうちどれかだ。第三の境遇の中で1年後を迎えることだけは、何としても避けなくてはいけない。政治の構図はきわめて明確になってきた。東西両軍が集結して陣を配置する関ヶ原の歴史が想起される。いつもは改憲なのか護憲なのか釈然とせず、曖昧模糊に口を濁す朝日が、そして毎日が、96条改定に反対の旗幟を鮮明にした。地方紙はほぼ全紙が社説で96条改定に反対の論陣を張

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    toronei 2013/05/05
  • 橋下徹の暴力団性 - 佐野眞一による人格批判の急所 | 世に倦む日日

    週刊朝日の橋下徹批判の問題に関して、読者の方から次のようなメールを頂戴した。「佐野眞一さんの作品に心から敬意を表する者として、このブログに非常に励まされました。今回のハシシタ連載、ここまでタブーに果敢に挑戦して橋下徹を批判できるジャーナリストは、おっしゃる通り今の日では佐野さんしか思いつきません。彼の作品が、となって世に出ることを心から願います。偉大なる俗物、独裁者、大衆迎合の大変危険な男が、日を動かす政治家になり、さらに今後も増長しようとしています。自分を批判するものにはヒステリックに攻撃を加え、論点をすり替えて大衆を扇動する様は、まさにハシズムです。昨今のワイドショーや報道番組での佐野批判を見ていると、このハシズムに犯されていく社会に非常に恐ろしくなります。私は某新聞社に勤める一記者です。同業者の中にも、残念ながら橋下を支持する者が少なからずいます。既存の政党への嫌悪感から橋下に

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    toronei 2012/10/22
  • なぜデモの参加者に小さな子ども連れの親が多いのか | 世に倦む日日

    6/29の官邸前デモを報道した番組、報ステ、NEWS23、サンデーモーニングを見ると、必ずと言っていいほど小さな子どもを連れた親が登場して、デモに参加した動機やデモへの共鳴の言葉をインタビューで語っている。6/29のデモは、特に小さな子連れの家族の参加が多かった。このことについて、例によってネット右翼がデモを誹謗中傷する標的にして、子どもをそのような危険な場所に連れて行く親の神経が異常だなどと、Twitterで親を詰る罵倒攻撃が続いている。江川紹子も、6/30に現地の大飯原発で幼い子どもを抱えて機動隊と対峙した母親に対して、こうした行為は一般市民に共感されないと毒づき、脱原発の気運を殺ぐ結果になるだろうと言いがかりをつけた。江川紹子の嫌味たっぷりな説教的口振りは、デモを貶める原発推進派の嫌がらせの口上と全く同じで、不愉快きわまりない物言いだ。一見すると、政治的な示威と興奮の坩堝であり、群衆

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    toronei 2012/07/05
  • 古市憲寿の「若者は生活に満足」の勘違いと世代間援助 | 世に倦む日日

    週刊エコノミストの11/29号を読んでいたら、古市憲寿の『20代の若者は現在の生活に満足-格差や貧困に当事者意識ない』と題された記事が載っていた。この号の週刊エコノミストは、表題が「国債ドミノ暴落」と大きく出ていて、その関連情報を収集すべく購入したのだが、国債特集の記事は甚だしく無内容で、何の知見も分析もなく、日経はおろか朝日の経済面以上の中身もなかった。看板に偽りありで、大失敗の買い物。最近の購読で、エコノミストや東洋経済の商品に満足を覚えた試しがない。中身はスカスカのくせに表紙や目次のマーケティングだけは達者で、消費者の購買意欲にミートした仕立てになっている。売ることだけは熱心で上手だ。そういう人間が編集をやっている。私の実感として、日に経済誌のジャーナリズムが消滅していて、需要は旺盛にあるのに供給がない。購買して後悔した経験が積み重なり、懲りたため、結局、エコノミストや東洋経済に手

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    toronei 2012/04/15
  • 子供の身代わりに死刑になれ - キレやすさも自虐もDNAの複製 | 世に倦む日日

    加藤智大に関するテレビ報道から派遣労働を問題にする議論がフェイドアウトしつつある。経団連やスポンサーからテレビ局に圧力や指図が入っているのだろう。捜査当局が派遣先での解雇をめぐるトラブルについて報道機関に情報を出さなくなったことも影響している。捜査当局が容疑者の仕事関係の問題を積極的に公表してマスコミに報道させたのは、事件発生からニ日間(6/9-6/10)ほどで、今週の水曜日(6/11)あたりからは別の方向へ視聴者の関心を向けさせている。事件の動機に絡んで捜査当局(警察と検察)がマスコミを使って世論を喚起した問題は三つある。すなわち、①派遣労働者の待遇問題、②軍用ナイフの規制の問題、③有害サイトの規制の問題である。今週半ばの二日間(6/11-6/12)は③有害サイト規制の問題が関連報道の中心になった。テレビ局は、とにかくこの事件をネタにワイドショーやニュース番組を埋めると視聴率が取れるので

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    toronei 2008/06/14
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