全米野球記者協会は11月26日、2015年の殿堂入り候補34人を発表した。これまで殿堂入りを見送られてきた常連に、新たに資格を得た17名で構成される。 同協会に10年以上席を置く記者の投票により、75%以上の得票率を得た選手が野球殿堂入りとなる。 特徴としては、資格取得した初年度は、得票率が伸びにくい傾向が挙げられる。現役時代に輝かしい成績を残した名選手でも、何回も落選を重ねた末の殿堂入りは珍しくない。とはいえ、2014年度にグレッグ・マダックスは得票率97.2%で初年度から殿堂入りしており、傑出した選手なら可能性はあるのが殿堂入りだ。 ◆初年度殿堂入りに注目が集まる…ランディ・ジョンソンとペドロ・マルティネス 今回新たに資格を得た選手で初年度から殿堂入りが期待されるのは、ダイヤモンドバックスなどで活躍し、303勝を挙げたランディ・ジョンソン、通算3度のサイ・ヤング賞を獲得したペドロ・マル
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