ブックマーク / kurigoto.hatenadiary.com (685)

  • 2017年を振り返る:アニメ編 - ものかきの倉庫

    毎度の事ながら「アニメを見る」スイッチのON/OFFの切り替わりが激しいのですが、『キラキラプリキュアアラモード』 は結局、自然消滅的にリタイアしてしまい(割と最近まで録画は続けていたのですが、さすがにもう無理そうだと判断)、3年間《プリキュア》シリーズに挑戦してわかりつつあるのは、『GO!プリセンスプリキュア』だけ異常に波長があったのではないかという事(^^; 放映後に田中裕太監督が富野由悠季フォロワー&特撮ファンだと知ったのですが、うんまあつまり、そういう事なのかもしれません。 最初に通して見た《プリキュア》が、東映ヒーロー視点でも、物語の好みとしても、あまりにもストライクすぎた為に、以後のハードルが無闇に上がってしまったという影響もありそうですが。 今年面白く見たアニメは、『けものフレンズ』『リトルウィッチアカデミア』『ガールズ&パンツァー』といったところ。 …………あれ? こうして

    2017年を振り返る:アニメ編 - ものかきの倉庫
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    toronei 2018/01/01
  • あんこうと戦車 - ものかきの倉庫

    ◆toroneiさん >知波単学園が突撃始めたときに「チハタン名物の突撃だー!!」って感じでキラキラした顔で見てるゆかりんが再視聴時のツボです。 ああ……わかっている人が約一名、身内に居たのですね……(笑) >後のホテルは「隣のホテルが砲撃受けると聞きました、うちもふっとばしてくれないのはずるい」といって晴れてふっ飛ばされたという話w >あと最初のホテルは偶然補修工事があったので映画公開時に砲撃受けたところにブルーシート張るというノリの良さw やたら気合いの入った作画で吹っ飛んだのは、実在のホテルを了承を得た上で吹っ飛ばす、という要素もあったのですね(笑) にしても、壊されて喜ぶのもなんか、昔の怪獣映画ノリで(笑) >後、まほ・みほ・ダージリンは三すくみの関係というのが、いろんな資料で示唆されております。 成る程、スタッフの中では位置づけとしての重要性は初期からあったのですね。ある意味では

    あんこうと戦車 - ものかきの倉庫
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    toronei 2017/12/31
  • 『ガールズ&パンツァー:劇場版』感想(前編) - ものかきの倉庫

    TV編終了からおよそ2年半後、2015年11月に公開された劇場版は、画面大写しのティーカップからスタート。 「イギリスのこんな言い伝えを知ってる? 茶柱が立つと、素敵な訪問者が現れる」 「お言葉ですが、もう現れています。素敵かどうかはさておき」 戦車内のダージリンとオレンジペコの会話から、引いていくカメラが砲塔を通って外に出ると包囲され砲弾を浴びる戦車を映すというのは、編第1話のセルフオマージュという趣向でしょうか。 聖グロリアーナの戦車を包囲しているのは、西住みほ率いる大洗女子学園。行われているのは、大洗女子学園優勝記念エキシビションマッチ。そして、歓声のあがる観戦席からは離れた所に、試合を見つめる新キャラが2人。 「戦車道は、人生の大切な全ての事が詰まってるんだよ。でも、ほとんどの人はそれに気がつかないんだ」 「なによそれ?」 帽子を被っている方がカンテレを弾き、言動がスナフキンな

    『ガールズ&パンツァー:劇場版』感想(前編) - ものかきの倉庫
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    toronei 2017/12/29
  • ズバッと参上、ズバッと快盗 - ものかきの倉庫

    ◆toroneiさん >ほらお姉ちゃん(ラスボス)も、TVシリーズでチハタン殲滅してたし……。 ……そういえば、ワンカットでやってましたね、殲滅……。 ◆スピリットヒューマンさん >以前から噂があったので知ってはいたのですが、常にvsものをやるというのはやっぱりすごいですね。 両チームのメンバー(と周辺関係者?)を土台から立たせる所から始めると考えると、かなりチャレンジですよねー。 >ビジュアルは正直ルパンレンジャーの方が好みです。 全員マント、は久々な気がするので、立ち回りの見せ方は楽しみですね。 >vsものをやるからにはしっかり最後までやりきって欲しいです。 個人的にはそこまで殺伐としないだろうと踏んでいるのですが、誰の想像をも上回るレベルでずっと殺伐としていたら、それはそれで……(笑) ◆鷹Deさん >また偉く攻めたな〜という印象ですね 番組タイトルから二つの戦隊が並び立つ、というの

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    toronei 2017/12/28
  • 『ガールズ&パンツァー』ブートキャンプ・OVA編 - ものかきの倉庫

    ◆「これが当のアンツィオ戦です!」◆ TV編終了から約1年半後にリリースされた、第7話でスキップされた戦車道大会2回戦を描くOVA。 「きっと奴らは言っている。ノリと勢いだけはある。調子に乗ると手強い」 大洗女子学園で西住みほが自分の戦車道を見つけつつある頃、アンツィオ高校のキャプテンは意外と冷静に現実を分析していた。 「つまりこういう事だ。ノリと勢い以外は何もない。調子が出なけりゃ総崩れ」 「なんだと〜」「なめやがって」「言わせといていいんスか」「戦車でカチコミ行きましょう!」 そしてアンツィオの戦車兵達は、なんだかレディースノリだった。 「ノリと勢いは何も悪い意味だけじゃない。このノリと勢いを2回戦に持っていくぞ」 コツコツ倹約して購入した秘密兵器をキャプテンでが堂々お披露目しようとした所で昼休み開始の鐘が鳴り、勝手に解散していく部下達。 「……ま、自分の気持ちに素直な子が多いのが

    『ガールズ&パンツァー』ブートキャンプ・OVA編 - ものかきの倉庫
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    toronei 2017/12/26
    ほらお姉ちゃん(ラスボス)も、TVシリーズでチハタン殲滅してたし……。
  • 戦車道は安全です! - ものかきの倉庫

    ◆ゆーりさん >今後も命にかかわりそうな戦い方とか場面あるので、理由は不明ですが戦車道はどんなことがあろうと安全なんでしょうね(笑) そこはツッコんでくれるな、みたいな造りながら、車内で火災発生したり、割と心配になりますよね(笑) >ここまでバッサリやってくれると清々しくていいなあと思いました(笑) アイキャッチ前には、凄く強そうに出てきたのに……(笑) 今になってみると、諸々の設定含めてそういう隙間や抜けた部分が上手く面白がってもらう方向に転がった作品でもあるのでしょうね。 ◆スピリットヒューマンさん >多少脚の執筆時期や物語の都合でできた矛盾点はあり、不満がないわけではないのですが、当に面白かったです! いやホント、評判良いですねー。 >エグゼイドで監督デビューしたばかりの上堀内さんを起用したのはなぜだろうと思ったのですが、オーズ、フォーゼ、鎧武、 >ゴーストでは助監督を務めており

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    toronei 2017/12/23
  • 『ガールズ&パンツァー』ブートキャンプ3 - ものかきの倉庫

    ◆第8話「プラウダ戦です!」 「準決勝は、残念でしたね」 「去年カチューシャ達が勝った所に負けるなんて」 冒頭、氷の海を行く学園艦で紅茶をご馳走になっているダージリン、台詞で既に敗北しており……て、えええっ?! 〔大洗女子の決勝進出決定 → 「決勝戦で会いましょう」と言い残して去る → 準決勝当日、みほ達が聖グロから贈られた紅茶の瓶が真っ二つに割れる → 十字砲火を浴びる聖グロ戦車 → (……みほさん、どうか気をつけて……今の黒森峰は、あなたが居た頃の黒森峰とは、全く違う…………ぐふっ) → どかーん!!〕 までやってくれると信じていたのに!(おぃ) ソ連もといプラウダ高校の、身長も態度も子供っぽい隊長・地吹雪のカチューシャと、容姿も言動も大人っぽい副隊長・ブリザードのノンナがダージリンと絡んで紹介され、大洗女子があんこうチーム5人を中心にしつつも総勢20名あまりで描かれていく事でどうして

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    toronei 2017/12/23
    そうそうガルパンのTVシリーズって総集編的で見やすいのよなw
  • 『ガールズ&パンツァー』ブートキャンプ2 - ものかきの倉庫

    ◆第5話「強豪・シャーマン軍団です!」 「この音を聞くと、もはやちょっと快感な自分が怖い」 戦車道は、人の心の中の変なスイッチを入れるなぁ。 世界観の補強として面白い設定の戦車喫茶でお茶しながら、砲撃の音に酔い痴れていたみほ達は、大会9連覇の経歴を持つ黒森峰女学院を率いるみほの姉まほ、その厭味な副官エリカと接近遭遇。 「副隊長? ……ああ、元、でしたね」 戦車道エリート校の高圧的な物言いに沙織達は反発、同時にみほへさりげなく気を遣う姿が繰り返し細かく描かれ、ボスキャラとの因縁を友人ズに拡大する形で構築。 にしても、みほとの対比も意識したのでしょうが、お姉さん、声も喋りも、女子高生とは思えない渋さ。 とにもかくにもまずは一回戦……戦車の保有台数全国一のリッチ高校サンダースに勝つ為の作戦を思案するみほの為に、優花里はサンダースへの潜入捜査を敢行する。そんな事は知らないみほ達は、学校を休んだ優花

    『ガールズ&パンツァー』ブートキャンプ2 - ものかきの倉庫
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    toronei 2017/12/23
  • 2017年を振り返る:映画編 - ものかきの倉庫

    毎度のように基レンタルで、今年見た映画は、以下(いずれレンタルで視聴予定の『ガールズ&パンツァー劇場版』を除く)。 『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』 『ゴーストバスターズ』(2016) 『燃えよドラゴン』 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 『シン・ゴジラ』 『ドクター・ストレンジ』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 今年もせめて平均して月1換算は達成できませんでしたが、『ドクター・ストレンジ』が少々不満だった以外は、満足できるラインナップでした。 ベスト1は今更ですが、「これが映画だ!」という面白さを見せつけてくれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。怒濤のスペクタクルと、それを支える構成の絶妙さが、素晴らしかったです。 あと今レンタルで見たいのは、『レゴムービー:バットマン』『ワンダーウーマン』『スパイダーマン:ホームカミング』『パワーレン

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    toronei 2017/12/23
  • 2017年を振り返る:ゲーム編 - ものかきの倉庫

    今年プレイした主なゲームは、以下(☆印はクリア)。 『ドラゴンクエストヒーローズ2』(PS3) ☆ 『プロジェクトクロスゾーン2』(3DS) ☆ 『ドラゴンクエストビルダーズ』(PS3) ☆ 『ポケットモンスターY』(3DS) 『ウィッチャー3』(PS4) 『ドラゴンクエスト11』(PS4) ☆ 『ファイナルファンタジー15』(PS4) こうして並べると、前半から後半まで万遍なくスクエニ祭。『ドラゴンクエスト』冠はどれも面白かったですし、現在プレイ中の『FF15』も不満はありつつそれなりに楽しめる内容。割と当たりの多い年であったな、と。 ……まあ結局、『ポケモン』は止まってしまったのですが(^^; 話進めるより育成要素の方が動機付けが強いゲームはだいたい止まるのです、やっぱり止まってしまったのです……いやでも、プレイ中は楽しめたゲームでしたし、成る程これが《ポケモン》か、というのは一つスッ

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    toronei 2017/12/23
  • 『ガールズ&パンツァー』ブートキャンプ1 - ものかきの倉庫

    世評は聞き及んでいた『ガールズ&パンツァー』、先日、地上波で放映していた劇場版を折角だからと見てみたところ、なかなか面白くて興味が再燃していた所に、最寄りのレンタルショップの半額デーに行き合って、勢いスイッチが発動。時間の都合でざっくり気味ですが、TVシリーズ全12話の感想その1(1〜4話)です。 なお、以前にバンダイチャンネルの無料分で第1話は見た事あり。また、インターネットをふわふわしていると自然と見聞きする範疇で、一部設定など――特に、要するに「少年マンガの部活もの」構造らしい――は知った上での視聴となっています。 ◆第1話「戦車道、始めます!」 冒頭、戦車主観(砲塔の下辺り?のカメラ位置)の映像から始まり、状況がよく飲み込めないまま、とりあえず、学生服の女の子が戦車に乗り込む、という導入。正直、改めて見ても“わけのわからなさ”がやや過剰に思えるのですが、最初に映る登場人物――女子高

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    toronei 2017/12/15
  • 『けものフレンズ』与太話:かばんちゃんにまつわる神話的あれこれ - ものかきの倉庫

    スタートはあるけどゴールは決めていない、タイトル通りの思いつきを書き殴る与太話です。『けものフレンズ』最終回の内容に触れますので、配信待ちの方などはご留意下さい。 『スター・ウォーズ』シリーズに大きな影響を与えた事などで知られる比較神話学の古典『千の顔をもつ英雄』(ジョゼフ・キャンベル)によると、世界各地の神話伝説には共通して見られる「英雄の旅」の基構造 〔出立−イニシエーション−帰還〕 が存在し、今作のストーリーラインもまた、「英雄の旅」のバリエーションとして紐解けるのでは、という所から与太話は始まります。 「英雄の旅」を意識的にベースにしているのか、普遍的なプロットであるが故に多くの物語を分解していくと「英雄の旅」に解体できてしまうのか、というのは卵が先か鶏が先かに近い所もあるのですが、後述する理由から、今作は「英雄の旅」という神話的構造を意識的に土台にしているのだろうと考えています

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    toronei 2017/04/01
    神話的構造、英雄譚の基本構造としての『けものフレンズ』
  • 『超人バロム・1』感想1 - ものかきの倉庫

    ◆第1話「悪魔の使い 深海魚人オコゼルゲ」◆ (監督:田口勝彦 脚:伊上勝) 魔人ゾルゲを ルロルロロ やっつけるんだ ズババババーン OPは、『鋼鉄ジーグ』主題歌と並ぶ、水木一郎二大スキャット主題歌(私調べ)ギュンギュギュン。 「バロムとは正義と友情のエネルギーを現し、ドルゲとは、地球の平和を乱す、悪をいう。超人バロム・1は、バロムクロスで変身するのだ」 田中信夫さんの声が若い。 大宇宙で、数千年に渡って争い続ける善と悪。悪の化身たるドルゲは地球に飛来すると地の底に密かにその根城を作り、ある日、地上に向けて行動を開始。 新宿の目を背景に、電話をかけていた女性を殺害すると、自ら電話帳をめくって悪のエージェントを選抜するドルゲ。 ……この人当に、宇宙的悪の存在なのか。 そんなドルゲの訪問を受けて、闇リーグへの転職を求められる須崎孝一郎さん(ごく普通の中年のおじさん)が物凄い被害者なのです

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    toronei 2017/03/11
  • 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』感想(ネタバレあり) - ものかきの倉庫

    教えてくれ。イカレちまってるのは、俺なのか――それとも世界なのか。 石油と水を巡る争いが世界的な核戦争へと発展し、放射能に汚染された荒野がどこまでも広がる近未来――過去のトラウマから幻聴と幻覚に苛まれる男マックスは、狂気と現実の境目を行き来しながらも「生き続ける」という強い意志で荒廃した世界を彷徨い続けていたが、水源に築いた砦を中心に作り出した、自らの王国に君臨するイモータン・ジョーの配下に捕まってしまう。 砦の虜囚となり、ジョーの忠実な兵隊であるウォー・ボーイズの為の輸血袋にされたマックスは、裏切り者を追う為にジョー自ら率いて出撃した部隊の車にくくりつけられ、この追跡行に巻き込まれる事に……。荒廃した世界、抑圧される人々、バイオレンスな雰囲気、と苦手そうな要素が目立って手を出していなかったのですが、思い切って見てみたところ……いや面白かった! 物凄く良く出来たアクション映画でした。 爽快

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    toronei 2017/03/06
  • 『けものフレンズ』第3話の快感構造 - ものかきの倉庫

    あまりに話題なので『けものフレンズ』を配信で視聴したのですが、第3話が非常にわかりやすく面白かったので、自分メモ的に(なお、編に関する考察要素を含む内容ではありません)。 詳しい説明は省きますが、主人公2人(かばん、サーバル)は、図書館を目指して旅の途中。 第3話では冒頭から(正確には第2話のラストから)、 大目標〔図書館へ到達する〕 為に 中目標〔ジャパリバスを動かす〕 為に 小目標1〔バッテリーを充電する〕 為に 小目標2〔山頂のカフェを目指す〕 と、やるべき事が明確に順序だてて提示。 これは言ってみればコンピューターRPGにおける“お使いクエスト”なのですが(今作全体の構造がそもそもRPG的ともいえます)、そのクエスト内容が非常に良く出来ており、その大きなポイントになっているのが、小目標2。かばんちゃんとサーバルは高山の麓に辿り着くもロープウェーが使用できず、そこで出会ったトキの助

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    toronei 2017/02/26
  • 『ダンジョン飯』(九井諒子)4巻、読了 - ものかきの倉庫

    ダンジョン飯 4巻 (ハルタコミックス) 作者: 九井諒子出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/02/15メディア: コミックこの商品を含むブログ (15件) を見る面白かった……というよりは、凄かった。 そこをそう描くのか、という凄まじさ。 もともと第1巻の頃から既に示唆されている要素ではあり、この作品が○○を描くとそういう方向になるのだな、というのは非常に納得は行くのですが、力強く正面を突っ切ってきて凄かったです。 また、個人のレベルは高いけれど、人数が不足したパーティーで如何にドラゴンと戦うのか、という話としても十分な面白さでした。 それにしてもライオスは、この世界に「冒険者」という職業があって良かったなぁ(笑) 今作の物語的キモは、電源RPGにおける「なぜ冒険者だけが蘇生できるのか」という問いに対し、「特別なのは冒険者ではなくてダンジョンである」という解を持ち込ん

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    toronei 2017/02/20
    この巻、みんなすごいすごいって感想埋め尽くされてたんだけど、俺そうでもなかったんよなあ、自分は一体どこを見落としてんだろう。
  • 『ゴーストバスターズ』(2016)感想 - ものかきの倉庫

    「うちらは今の世の中の、まんまがいいんだよね」 大学の終身雇用の審査を控えた物理学者エリンは、過去に書いた“幽霊の実在に関する”に関しての問い合わせを受け大慌て。とっくに絶版となり、この世から消滅したものとばかり思っていたがまだ販売しているどころか電子書籍にまでなっている事を知ったエリンは、審査に影響しては大変と、共著者である旧友アビーの元を訪れ、の販売停止を求める。だが、アビーとその共同研究者ホルツマンのペースに巻き込まれている内に、封じ込めていた幽霊の実在を信じる心が鎌首をもたげ、幽霊屋敷の調査に同道する事に。そして3人は、そこで明確な姿形を持った霊体と遭遇する……。1984年の映画『ゴーストバスターズ』をベースに、主人公を男性4人組から女性4人組に置き換えてリブートした、SFアクションコメディ。 若気の至りで執筆したamazonで販売しているとGoogle検索で引っかかるし

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    toronei 2017/02/05
  • 『レゴムービー』感想 - ものかきの倉庫

    ブロックシティに暮らすエメットは、いつも笑顔を浮かべ、隣人への挨拶を欠かさず、毎日真面目にマニュアル通りに働く、どこにでもいるありふれた……当にありふれた作業員の青年。その日も一日の仕事を終えて家に帰ろうとしたエメットだが、黒いパーカーの美女に一目惚れしたのがきっかけで大きな穴に落ち、そこで“奇跡のパーツ”を見つけてしまう。世界を終わらせる禁断の兵器“スパボン”に対抗する力を得た事で、予言された“選ばれし者”となったエメットは、果たして世界を救う事が出来るのか?!キャラクターはレゴの人形、造形物の全ては連結型のブロックで構成されているという、レゴの世界で展開する波瀾万丈の冒険活劇。 題材がブロック玩具という事もあり、導入はかなり子供っぽい雰囲気で始まるのですが……主人公エメットに焦点が当たってから数十秒後、物凄く明るく朗らかに描かれるブロックシティが、徹底的に管理されたディストピアだと判

    『レゴムービー』感想 - ものかきの倉庫
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    toronei 2016/12/24
  • 『ダンジョン飯』(九井諒子)3巻、感想 - ものかきの倉庫

    ダンジョン飯 3巻 (ビームコミックス) 作者: 九井諒子出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2016/08/12メディア: コミックこの商品を含むブログ (30件) を見るファリンを救うべくレッドドラゴンの元へ急ぐライオス一行は地下4階へ。水中に潜むモンスターと戦い、今回も美味しくいただく一行だが、思わぬ悲劇がライオスを待ち受ける……! パーティーに迫る危機を乗り越えて、4人は地下5階へ辿り着けるのか。 事という暖かみのある要素に、ざっくりドライな死生観とグロテスクな笑いを同居させ、異質な物語を紡ぐファンタジー、今巻も面白かったです。 「ダンジョンでモンスターを料理してべる」というコンセプトアイデアからスタートし、「ダンジョンそのもの(トラップ)を調理に使用」「モンスターをべようとする事で新たな生態を発見する」という形でステップを踏んできましたが、今巻で

    『ダンジョン飯』(九井諒子)3巻、感想 - ものかきの倉庫
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    toronei 2016/08/15
    このネタで巻数増すごとに面白くなってるのは驚異的ですわ……。相当、計算されて作ってるように僕も思います。
  • 『魔法つかい』だった事にリタイア後に気付く(^^; - ものかきの倉庫

    ◆さやまきさん >あの後ナシマホウ界に戻った早々にそこら中が地雷爆破ショーになってますσ(^_^;) あー……主にリコ関係の設定描写の失敗はホント痛かったですね……。 >どうしてこうなった(笑) 序盤からつきまとってますが、もういっそ、バトル無しでご近所トラブルを解決する魔法少女フォーマットに戻した方が面白くなったのでは感が(^^;

    『魔法つかい』だった事にリタイア後に気付く(^^; - ものかきの倉庫
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    toronei 2016/05/08