「安倍元首相の国葬を許さない会」と名乗る団体が9日、安倍元首相の国葬の差し止めなどを求める訴訟を東京地裁に提起した。法的根拠のない国葬は違法行為であるなどと主張している。その主張には首を捻らざるを得ないが、そもそも当該市民団体は社民党を中心とした政治団体の”別働隊”と呼んでいい存在。市民団体という呼称で報道することが誤っている。 ■ホームページもない謎の団体 「安倍元首相の国葬を許さない会」を名乗る団体が国葬の差し止めなどを求めた訴訟提起は、各メディアで大きく扱われた。原告側は会見で「何ら法的な根拠はなく、違憲の行政行為である」とし、「国会での議論を経て、その承認を得るべきなのに、その手続きを一切省略して、恣意的に国葬を決定した」などと語っている(FNNプライムオンライン・安倍元首相「国葬」差し止めを 市民団体が初提訴 先月の仮処分に続き 東京地裁)。 また、「日本国憲法の精神を踏みにじり