ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/ooe (3)

  • 大江千里が綴る、コロナから「生還」したニューヨークに響く復活の歌

    <ワクチン接種が進み、経済活動が再開したニューヨーク。日の現状の先を行くこの街で、大江千里が見た思いがけない世界とは――> ニューヨークの街や人の心が開いてきた。街に住む人の内に秘めたエネルギーが膨らんで音になる。信号待ちの車の開け放たれた窓から、手持ちの大きなラジカセから、手元の携帯から、大きな音を鳴らすやんちゃなニューヨーカーたちがよみがえってきた。 まるでニューヨークというトレインが地下から地上へ出てきて一気に希望の光を浴びて走っているようだ。静から動へ。笑う声、エンジンを吹かす音、自転車のブレーキ、バスのクラクション、そしてアイスクリーム屋の車両から聴こえるメロディー(『タイタニック』だったりする)。 救急車のサイレン一辺倒だった日々から色彩豊かな音に囲まれるのが、こんなにも心躍るものなのかと再発見する。当たり前の音にあふれた日常が戻る、ただそれだけでこんなにウキウキするなんて、

    大江千里が綴る、コロナから「生還」したニューヨークに響く復活の歌
    toronei
    toronei 2021/07/16
  • NY在住の大江千里が明かす、不思議な感覚を生むコロナワクチン接種体験

    <1月10日にモデルナ社の新型コロナワクチンを接種した大江氏。長蛇の列を経てワクチンを接種した先に見た、新しい世界とは――> マンハッタンに再び陽が昇り始める。ニューヨークは感染者が急増し、健康診断や予防接種で病院に行くたびに深刻な様子をじかに感じるようになった1月9日、僕の元にニューヨーク市から携帯メールが届いた。明日から自分もワクチンが無料で打てるというのだ。 送られたアドレスから登録をしたら、翌日の12時20 分の予約が取れた。「たとえ10分でも早くには来ないで。必ず時間どおりに来てください」という注意書き。 翌日、接種場所である小学校へ時間ちょうどに行ったら大変な列ができていた。2キロくらいだろうか。後ろのほうの男の子に聞くと「俺は11時の回だよ」という。これは2時間待ちだなと覚悟を決める。 「5時間コースだね。ばかばかしい」。そう吐き捨てるように言って離脱する人もいた。しかし、ほ

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    toronei
    toronei 2021/02/08
  • 大江千里がいま明かす「人生3つの後悔」と手にした幸せ

    <30歳前後の時の成功は、幸せとは一致していなかったと語る大江氏。「やらなければよかったと思う後悔とやっておけばよかったのにと思う後悔では、後者はより長く尾を引くもの」――。> 人生は「今」しかないのに、どうして人は過去や未来にとらわれるのだろう。僕は過去の出来事には感謝こそすれ、あまり興味がない。一瞬一瞬その時々の「今」がつながって現在をつくる。そして積み重なりたどり着いた「今」を僕は生きている。 とはいえ、僕の人生にも「後悔」と呼べるものがいくつかある。それらの後悔をきっちり認定することで、その先の人生の「幸せ」が明確になってくる。 どうして自分からあんなに志願して習ったピアノを、10歳の時にあっさり辞めたのか?「後悔しないと約束するなら辞めろ」と言う父に「絶対にしない」と断言した。今は後悔している。 高校3年の時、「どうしたら音楽家(作曲家、演奏家)になれるか」という質問をしに音大の

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    toronei
    toronei 2021/01/15
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