村上春樹に関するtoroopのブックマーク (6)

  • これじゃあ「正論原理主義」と言われるのもしかたないような気がしてきた - Apeman’s diary

    http://d.hatena.ne.jp/negative_dialektik/20090309/1236910539 http://d.hatena.ne.jp/ika18/20090321 あたりから派生した件について。私は村上春樹のエルサレム賞受賞(およびスピーチ)問題については言及しないという選択をしたので、ここへとたどり着くに至るまでの限られた文脈で。 私自身は「正論」への侮蔑が蔓延していることをこの社会の問題点の一つだと考えていたので、「正論原理主義」なる語を(否定的な意味あいで)村上春樹が用いたと知った時には感じ悪いな〜と思ったものです。だから id:negative_dialektik氏があっという間にホロコースト否定論への実質的な加担へと傾斜していくのを目にした際には、まるで脈絡が理解できませんでした。また氏の「正論原理主義」批判・批判を評価していた id:tari-G

    これじゃあ「正論原理主義」と言われるのもしかたないような気がしてきた - Apeman’s diary
  • 「制度」の中の倫理 - 過ぎ去ろうとしない過去

    村上春樹がエルサレム賞受賞記念のスピーチで、ガザ攻撃について言及したそうです。 ■村上氏、イスラエル授賞式で講演 「制度が組織的に人を殺す」 http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021601000122.html 【エルサレム16日共同=長谷川健司】作家の村上春樹さん(60)が15日夜、イスラエルの文学賞「エルサレム賞」の授賞式で記念講演し、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ攻撃に言及した上で「わたしたちを守るはずの制度が組織的に人を殺すことがある」と述べ、一人一人の力で国家や組織の暴走を防ぐよう訴えた。 (・・・) 講演は英語で約15分間行われ、約700人の聴衆が大きな拍手を送った。一方で「政治的な内容で不愉快。イスラエルに賞をもらいに来て批判するのはおかしい」(中年男性)という声も聞かれた。 ■村上春樹さんの講演要旨 http://www.chugo

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  • 「永遠の嘘」を構成する者 - 過ぎ去ろうとしない過去

    ■「村上春樹」を巡る政治 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090217/p1 村上春樹を批判する気はありません。彼は、できる限り倫理的にふるまおうとしたと思います。「リスク」についていえば、さらに踏み込んだ発言・行動を取ったとしても、結局は高い「リスク」を取らない発言・行動は「永遠の嘘」を破壊できないし、「永遠の嘘」を破壊するほどの「リスク」を人が取らなかったとしても、それはけして批判できないでしょう。 問題は、「永遠の嘘」は、騙す者と騙される者・騙されたがる者だけで構成されているわけではないということです。村上春樹は、受賞を拒否してさえも、イスラエルの「寛容さ」によって暖かく迎えられる可能性はありました。その意味において、彼がイスラエルで公然とイスラエルに批判的な講演を行ったことは倫理的でありました。 ところが、嘘を嘘だと言い、自分にできるできる限りの誠

    「永遠の嘘」を構成する者 - 過ぎ去ろうとしない過去
  • 村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチについて | 私にも話させて

    村上春樹のエルサレム賞受賞については大して興味がなかったのだが、前回も書いたように、受賞スピーチへのメディアやウェブ上の賛美には当に唖然とさせられる。 スピーチの全文は、下のリンク先にある。 http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html 翻訳はウェブ上にいくつかあるが、便宜上、その下のものを使わせていただく。 http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090218/1234913290 村上は言う。 「しかしながら、熟考のすえ、最終的に僕はここに来ることを決心しました。僕がここに来ると決めた理由のひとつは、あまりにも多くの人々が僕に「行くべきでない」と言ったことです。おそらくほかの多くの小説家と同じように、僕は天の邪鬼です。多くの人々から「そこに行くな」、「それをしないでくれ」と警告を受けると、そこに行き、それをした

    村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチについて | 私にも話させて
  • 洋上のスピーチタイム - planet カラダン

    村上春樹さんがイスラエルの文学賞「エルサレム賞」を受賞し、授賞式の記念講演でイスラエルのガザへの攻撃などを批判したそうです。 村上氏、イスラエル授賞式で講演 「制度が組織的に人を殺す」 【エルサレム16日共同=長谷川健司】作家の村上春樹さん(60)が15日夜、イスラエルの文学賞「エルサレム賞」の授賞式で記念講演し、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ攻撃に言及した上で「わたしたちを守るはずの制度が組織的に人を殺すことがある」と述べ、一人一人の力で国家や組織の暴走を防ぐよう訴えた。 村上さんは、エルサレムで開かれた授賞式に出席することが「圧倒的な軍事力を使う(イスラエルの)政策を支持する印象を与えかねない」と熟慮した末、「欠席して何も言わないより話すことを選んだ」と明らかにし「メッセージを伝えることを許してほしい」と切り出した。 村上さんは、小説を書く時「高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵

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  • 村上春樹氏は「どの場所」で発語すべきだったか - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    いくつの論考を読んだ http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090218/p1 http://d.hatena.ne.jp/Romance/20090216#p1 http://d.hatena.ne.jp/m_debugger/20090220/1235134612 http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20090218/1234959111 村上氏のメッセージは、個人的には心にしみるものだった。そのうえで。 なんか割り切れない気持ちを感じたので、なぜだか考えてみたら、「場所」という問題に突き当たった。 あのメッセージを、村上氏はエルサレムで、授賞式で発した。でも、エルサレムでない場所でも発することができたはず。 授賞式を欠席して、別の場所(例えば東京)であのメッセージを発することもできたはず。 発語という行為は、発した言葉だけでは

    村上春樹氏は「どの場所」で発語すべきだったか - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
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