2008年10月09日 12:00 今まさに現在進行中の、アメリカ、特に金融街と言われているウォール街を発端に世界に広まっている「金融信用危機」。原因は多種多様に及ぶが、その多くはアメリカなどの証券銀行をはじめとした金融機関による、度を越した「金融商品」の世界中へのばら撒きが原因となっている。一方で、それらの企業でトップを勤めた人物らは、「うまくいっている」時の業績を盾に多額の報酬を手に入れているのはご存知の通り。現在彼らの一部は矢面に立たされているが、【NewYorkTimes】では「数億ドル稼いだ男たち(Multimillion-Dollar Men)」と称し、2003年から2007年の間に多額の(現金)報酬を手に入れたウォール街の企業の経営陣たちとその内訳を紹介している。ここではそのうち、1億ドル(105億円)以上と記載されている4人について、グラフ化してみることにする。