最近のニュースを見ていると、CM出稿量の減少とか、地上波デジタル放送への以降率が40%程度しかないとかいろいろテレビに関してピンチだということが言われています。それでいろいろ騒がれています。それの中には日本人の生活が変わるとか、歴史が終わるように大げさに言われているものも多いですが、よくよく考えてみると、そこまで大げさなことでしょうか。だって、テレビが一般家庭に入ってきた歴史って、50年程度しか経っていないのですから。 テレビが街頭のものから一般家庭に普及し始めたのは、『三種の神器』と言われてもてはやされたのは、1950年代後半、今から50年前。ちなみに現在の民放キー局が続々放送を開始したのも1950年代前半(テレ朝のみちょっと遅れて1959年)。つまり、テレビにはとんでもなく長い歴史があるように見えますが、その歴史は戦前からある新聞や雑誌、ラジオ等に比べてかなり短いと言えます。実際、高齢