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The DevOps Handbookが2016年10月に発売になりました。これを読んで、SIerが開発対象とするようなエンタープライズ領域において、DevOpsは価値があるのかどうか、考えてみます。 The DevOps Handbookでは、DevOpsの目的を以下のように定めています。 開発者は生産性向上というとプロセスタイムの短縮にばかり目がいきがちだが、リードタイムをいかに短縮するかの方が、顧客にとっての価値であり、それがDevOpsの目的である。#DevOpsHandbook — :SIer/kawasima (@kawasima) 2016年10月19日 リードタイムとプロセスタイムの違いは、以下のような定義です。 実際にDevやOpsのタスクを実行している時間は、プロセスタイムです。それ以外の時間も短くする努力が必要です。 SoRとSoE SoRとSoEというシステム分類が
こんにちは。@ryuzeeです。 営業でDevOpsの基本の話をしてきましたので資料を公開しておきます。中身自体は昨年11月に楽天テクノロジーカンファレンスで話した内容を日本語化したものです。 DevOpsに関してはいまだに実体がなんなのかという議論がなされていますが、僕自身の現時点での解釈は、ビジネス上の意思決定から実際に顧客に届ける全体の流れの話であると考えています。すなわちいかにリードタイムを短くするかとスループットを大きくするか、ということです。(それってリーンじゃん、と言われればその通り) デプロイの回数が測定基準である、という記述も見かけますが、デプロイの回数は、あくまでバリューストリームの末端の「個別プロセス」の話でしかないので、物理的に一日に10回デプロイボタンが押せても、意思決定から価値化までの時間は長い、ということがありえます。 Build・Measure・Learnの
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