今シーズンは4時間が切れればいいという考え方で走っているから、気分的にはだいぶ楽に感じる。最初から飛ばしてできるだけいいタイムを出そうという考えはない。今の自分は10キロほど走ってみないとなんともその日の状態が分からないのだ。20キロまでの様子を見て4時間が切れそうと判断できれば少し頑張ってみるかといった具合。 スタートしてしばらくは大集団。少しゆっくり目のペースで沿道の人たちとハイタッチを交わしながら進んでいく。最初の折り返し地点の5キロまでは下り基調でその折り返しから10キロ過ぎまでは上り坂となる。ともあれ大勢の中に紛れるように走ると上り坂もそれほど苦にならない。最初の10キロは54分21秒で通過。若干遅れ気味。 沿道からは胸に書かれているごいさんという名前を呼んでくれる声がけっこうある。もちろんみんな知らない人なのだがすごい安心感を与えてくれる。その一声でまた自分に元気が戻る。15キ