ブックマーク / knori.hatenadiary.jp (113)

  • Yes means yes - knoriのブログ

    「嫌だ。嫌だって言ってんでしょ!ばかやろおー。」 とっ、言えない女子が問題なのね、日のばあい。 肉qさん(=pさん)の記事を読んで感激し、不同意性交等罪について少し調べたので、メモしておく。 2019年、 19歳の娘に性行為をした父親が、名古屋地裁の一審で無罪になった。 無罪理由は「抵抗できなかったとは言い切れない」みたいな事だった。 つまり、日の法律上、罰から漏れる性犯罪者がいるということ。 海外でも事情は同じらしく、ドイツで新たに採用された法律は、被害者が「NO!」と言ったと言えば、殴られた後が無くても、脅迫されていなくても、性犯罪者を裁く事が出来る、というものだ。 もうひとつは、スウェーデンかで採用された「YES!」という「同意がなければ性行為は全て犯罪だ」というもの。 「NO!」のほうは、性犯罪者が相手から拒絶されている事を認識し、なおかつ、被害者が拒否した証拠を必要とするら

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    torus1 2021/02/15
  • 「キングダム」「ミッドナイト・ランナー」 - knoriのブログ

    大沢たかお、カッコえぇわぁ…ポカンとして「ウフンな大沢たかお」を見ていたわたしである。 戦う長澤まさみ☝️ 長澤まさみのビジュアルがイイ!表情もイカしてた! 漫画原作のこの映画は frikandelさんのレビューに惹かれて見た! 面白かったよ! アクションが嫌いなわたしでも、アクションを楽しんだよ。 吉沢亮の雰囲気もとても良かった。 クールな吉沢亮👇 ただ…主役のシンが時々ウザイ。 例えば、 敵にやられてうずくまったピーンチなシンの脳裏に親友の最後が浮かぶ。 「連れて行ってくれ、お前の夢の舞台に」みたいな。 そしてシンは起き上がり、思いっきり青春に向かって吠え喚く…。 う・ざ・い。 フラッシュバックで親友の最後のシーンを出しているのだから、一言二言、低い声で呟いて、敵に再び立ち向かう、って描写で充分じゃない? 彼は、強い相手と戦いながら、強くなっていく、只者ではない凄みを持った人物、とい

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    torus1 2020/07/14
  • 散歩する侵略者 - knoriのブログ

    たぶん、“概念を奪う”という面白いコンセプトの実現に失敗している。 おー。久しぶりの黒沢清だぁ。つうことで見たが…これは舞台劇なら抜群だったかも、と思う。調べてみると、この映画は舞台劇を元にしていた。 Hulu 黒沢清監督、2017年。 長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己。 宇宙生命体が3人の男女に寄生。宇宙人は、人から概念を奪う。彼らは地球を侵略しにきた先遣隊だ。 まず、宇宙人に寄生された人物は完全に乗っ取られる。 宇宙人は問う。「家族とはなにか?」「自分とは何か?」「所有するとは何か?」「仕事とは何か?」「邪魔者とは何か?」「愛とは何か?」 真面目に答えないと宇宙人が怒るので、問われた人々は、取り敢えず、頭の中でとっちらかっている事柄を一般化して、つまり概念として答える。 こうした台詞のやり取りって、舞台劇ならではの生の緊張感が、茫漠としたイメージを生み出して、とても面白いんじゃないかと

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    torus1 2020/03/14
  • ペタペタとゴースト - knoriのブログ

    ぺたぺた。彼女が歩く音。扁平足というものらしい。 わたしは、扁平足の彼女と暮らしているである。 ちなみに、名前がなかった『吾輩はである』の“”は母方の祖先にあたる。 かたかた。これはわたしが歩く音。 彼女の足音に似せたかったのだが、わたしの肉球は綿毛に覆われていて、どうやってもぺたぺたとはならない。 少し爪を出して、かつかた、という音で我慢している。 一度、彼女はスキーのために向こう脛を鍛えるといって、爪先を持ち上げ、カカトを床に打ちつけて歩いていた。 どしどし。 これは簡単に真似ができた。 どすどす。 彼女にRと呼ばれている男と彼女が振り向いた。 「うわぁ、びっくりした。誰か居るのかと思った」 「おまえ、にあるまじき存在感だよ」 わたしは得意になって二人の前を歩いた。 どすどす。 数日後、彼女はカカトが痛いと騒いで、どしどし歩きをやめてしまった。スキー用の筋肉は付かなかったようだ

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    torus1 2020/02/06
  • mother - knoriのブログ

    マザーに何を期待する?…しかし、マザーのイコンは厚い。 わたしは悪い母親だった。(2050文字) 断っておくが、子供たちは普通に健やかに成長した。だから、悪い母、と言っても犯罪者ではないし後ろ指を差されるほど、悪かったわけじゃないよ。さらに言えば、ありふれてもいた…。 例えば、ネグレクト、真綿で首を締めるような愛情、子供を非難し肯定しない母、色々あるだろう。 この中で、真綿で云々がどうもわたしは理解できない。想像できないんだ。 けれど、いま、何気に流行しているような気がする「子供を認めてやらない母」とネグレクトというのは、わたしにもかなり当てはまる。 母親は子供に日常生活のルールを教える。 上の子は左手を使おうとするので、「ダメ!こっちの手ってを使いなさい」「あ。だめっ。」に始まり、お箸の持ち方、姿勢、べ方、お片付け等々、何遍も言うことになる。 もちろん、出来の良い子ならいっぺんでできて

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    torus1 2019/12/14
  • 女王陛下のお気に入り - knoriのブログ

    むっちゃんこ好みでめっちゃんこ面白かった。 ネタバレ注意! 左からエマ・ストーン(アビゲイル役)、オリヴィア・コールマン(アン女王役)、レイチェル・ワイズ(サラ役)。 Amazonプライム ヨルゴス・ランティモス監督(「ロブスター」「籠の中の乙女」の監督)。2018年。 オリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン。 18世紀初頭、フランスとの戦争下にあるイングランド。女王アンの幼なじみレディ・サラは、女王を動かす絶大な権力を握っていた。そこへサラの従妹にあたるアビゲイルが現れる…。−映画com なんでもかなり撮影スタッフが変わっていたらしいが、ヨルゴス節は健在。不思議な感覚がする映像と笑えない笑い…。 なのにわたしはむかし見たフランス映画を思い出した。 ひとりの女は二人の男とそれぞれに肉体関係がある。三人は一緒に暮らしている。当然、すったもんだの挙句、ひとりの男が去るのだが

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    torus1 2019/12/08
  • ハワイfiveー0 /S8 - knoriのブログ

    ハワイの風景には何か異空間の匂いがある…それがこのドラマの舞台。 景色が重要なキャラになっている。明るくて都会的なリゾートから目を転じると密林が背景に広がっている。そしてそこは、広い海原に点在するたいして大きくはない閉ざされた島々なのだ。 Amazon ダニーとスティーヴン ひぇーん、めっちゃ好きなシチュエーション!むっちゃ魅力的やん!と、喜んで見始めたドラマなのだが、ガックシくることに、台詞でストーリーの説明をやるんだわぁ。それもひとつのエピソードにつき2カ所も! がっ、S8に入ってこのドラマはもっちりと円熟味を増してきた。 スティーヴンやダニーの説明的台詞に説得力が加わったんだ!もうね、説得されるのよ! 「お前は、むにゃたらほにゃたらで、あーなってこーなって、だからこーなってあーなったんだろう?!」とスティーヴンに迫られ、もうすっかりその気になってしまう…。 悪名高い説明的台詞を別物に

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    torus1 2019/11/29
  • 天使たちのビッチ・ナイト - knoriのブログ

    黄昏どきの山並み。まだ明るさの残る空にちろちろと星が瞬いていた。 …このラストショットは記憶に残るなぁ。 ビッチな3人のシスターたち。☝️ 中世が舞台のこの映画は、現代風にアレンジされ、エロスというよりガッツリ、コメディ。それもすごくカッイイ映画なんだ。 Amazonプライム ジェフ・ベイナ監督、脚、2017年。原作はボッカッチョ『デカメロン』。 アリソン・ブリー、ジョン・C・ライリー、モリー・シャノン。 中世ヨーロッパの修道院を舞台に、好奇心旺盛なシスターたちの姿をコメディーテイストたっぷりにつづる。−yahoo わたしは『デカメロン』は読んだことがないし、映画などでお目にかかるエロ、グロ…酒池肉林といったイメージしかないが…ボッカッチョが、この映画を見たら、喜んだんじゃないかなあ。 ボッカッチョが生きた中世は、性に対してがんじがらめで、悪と罪の意識がはびこっていたと記憶している。彼は

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    torus1 2019/11/25
  • いっしょに遊んだね - knoriのブログ

    公園の休憩所と冬になると作る生チョコ。 幼なじみの夢をみた。 わたしはのぶちゃんの家に向かっていた。橋を渡れば赤い三角屋根の家が見えてくる。そこにのぶちゃんは住んでいる。 しかし、歩けど歩けど橋に近づかない。気がつけば、あたりは墨をひろげたような漆黒の闇で橋も道も川面も見えなくなっていた。 ウロウロとさまよいながら、見当をつけた方角に歩いていると、前方に人がいる。ぼうっとその人だけが明るく浮かび上がっている。 ようやっと近づいてみると、それはのぶちゃんだった。彼女はたいそう身体の具合が悪いと聞いていたから、「身体は大丈夫なの?」と聞いた。 「もう、治ったのよ。」とのぶちゃんはずるそうな笑顔を見せた。お洒落で綺麗な瞳ののぶちゃんは、眼つきがキツくなり人が変わったようになっている。 のぶちゃんにしては野暮ったい赤いスカートもはっきり見えるが、それ以外は墨色が果てしなく広がっている。 「引っ越し

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    torus1 2019/11/22
  • シークレット・オブ・モンスターへわたしのクレーム - knoriのブログ

    手入れが行き届かない屋敷、曇り空の下の風景、1900年代の衣装風俗、全てが、詩情豊かだった。 Amazon ブラディ・コーベット監督、脚。サルトル『一指導者の幼年時代』原作。2015年。 トム・スウィート。 1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。 彼には、神への深い信仰心をもつと、まるで少女のように美しい息子がいた。 しかし、その少年は終始何かに不満を抱えていた…。Amazon わたしが愛してやまない映画評論ブロガーたちが某所コメ欄で「映画に対する批判精神の欠如はよろしくない」と語り合っていた。 なるほど。では一つわたしも頑張ろうと思ってはみるが、わたしはだいたいは好きになった映画の感想を書く。例えば欠点を感じていても好きだぁ、と思った映画の感想だ。直近では「移動都市モータルエンジン」という映画がそうだ。 この映画については、欠点の原因を子供向け原作

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    torus1 2019/11/20
  • ディザスター・アーティスト - knoriのブログ

    おもしろうてやがて悲しきトミー・ウィソーかな。 Netflix 左からグレッグ・セステロとトミー・ウィソー(役名) 煮ても焼いてもえない男だろうな、この監督は。そう感じる人が作った事実に基づいたコメディ。トミーという実在する人物が作った映画の、製作過程を映画にしてある。 とってもとってもとっても面白かった。いっぱい笑った。 けれど見終わると、物悲しさが残る。何故なら、トミーが作っている「THE ROOM」という映画は、いわばグレッグに対するラブレター。真面目なロマンチックラブのお話なのだ。ラスト、ついに映画が公開された。その映画に観客は、大いに沸いた。コメディとして大いに笑った。 トミーは二重に笑われている。この映画の中の観客に笑われ、この映画を見ているわたしにも笑われ…。 なにしろ、映画について何も知らないトミーが、脚、監督、制作、主役、おまけにナルシステックなダイコンで…なにせ雇っ

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    torus1 2019/11/18
  • ピアスと海老フライ - knoriのブログ

    ついにわたし一人だ。 友人が耳に穴を開けた…。美しいピアスをつけた写真が送りつけられてきた。 わたしは、☝️ご覧のようにイヤリングなのだ。くそぉ…。 手に持ってるのがそうなんだけど、しかし、イヤリングは数が少なく、素敵なものはみーんなピアスという有様。 わたしと友人は、耳にブチンと穴を開けることに抵抗があり、友人の中では馬鹿にされながらピアスをしていない最後の2人だった。 彼女は娘さんと一緒にブッチンしに行ったんだと!彼女の耳には美しい宝石が燦然と輝いていた…。くそぉ。 「ホントに痛くない?」 「痛くない。ま、ちょっと感じるくらい」 …いや、激痛が走ったらどないすんねん?!あ、あ、耳の辺りが痛いぞ。クソォ…。 昔、昔のことだった。花も恥じらう乙女の彼女とわたしは、レストランで海老フライをべた。あれ?衣の隙間からエビの硬い甲殻が見える!なんと、殻付きのまま、海老はフライにされているではない

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    torus1 2019/11/02
  • 『傷口から人生』小野美由紀著 - knoriのブログ

    愛されたいという欲望を笑わば笑え! frikandelさんがオススメしていたので手に取ったところ、も…イッキ読みです。 非常に赤裸々! このは、スペイン旅行のエッセイを軸に細かい私的なエッセイが挟み込まれています。けれど、就活から始まり、ライターとして一立ちするまでの物語として読めます。圧巻の物語でした。 frikandel.hatenablog.com frikandelさんが書かれています、< 若い時に誰もが持つ「悪いのは自分じゃない、社会だ!環境だ!」という被害者妄想意識と「誰か助けて、誰か私を愛して!」という無意識な欠乏感。>と。 frikandelさんの看破、「愛されたかったんだ」は、「おぉ!すごい」と思いました。なぜなら、「愛」という言葉でまとめているから。 だからわたしも「愛」という言葉を使います。 の終わりで小野氏は、殻を破り社会や他人を信用すること、物事や他者を愛す

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    torus1 2019/10/14
  • インスタント・ファミリー - knoriのブログ

    気がつけば中年になっていた。 amazon ☝️ピートとエリーは、家をリフォームして転売する事業を手がけている。 この夫婦は、善意と多少のノリの良さから、里親制度に登録する。なにせ、ピートは、「家の修繕が僕らは得意だろ?子供達の状況を少しでも改善する手伝いができるんじゃないか」と、言うのだ。 そうして始まるこの物語は、笑って泣けるコメディ! ふかちゃんの映画評を見たわたしは、早速見た。 もうめっちゃ面白かった。 ショーン・アンダース監督、脚。 2018年。 マーク・ウォールバーグ、ローズ・バーン。 ピートとエリーの夫婦は、3人の子供の里親になる。 涙と笑いの奮戦記。 里親講習会でえげつない夢を語る女性に余計なことを口走ってしまったエリーは 何とかしようとして、女性の車に追いすがる。妙に面白い。 何故だか、「昼下がりの情事」ってオードリーヘプバーンとクーパーの名シーンを思い出してしまった。

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    torus1 2019/10/01
  • ライ麦畑の反逆児、ひとりぼっちのサリンジャー - knoriのブログ

    ハミルトンの『サリンジャーをつかまえて』までは読んだのよ。 Amazon prime むかーし、若いわたしはサリンジャーに、コテッとなって、つまり『ライ麦畑でつかまえて』を読んだときは、皮肉と瑞々しい文体の魅力に恋したもんです。 その頃は、サローヤンも好きだったけど、サリンジャーの場合、彼自身が前面に出てくるんですよねぇ。 そうして、なんと彼は、誰も寄せ付けず、謎に包まれた作家として紹介されていました。 だから イアン・ハミルトンの「サリンジャーをつかまえて』を読んだってことは、2000年くらいまではまだ彼の謎に関心があったってことです。 それ以降は、彼の娘が辛辣な『我が父サリンジャー』を出したことも、この映画の原作『サリンジャー生涯91年の真実』が出たことも知りませんでした。 そして、この伝記映画をみて、ようやっと彼の謎について得心がいったわけです。 ダニー・ストロング監督、脚。20

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    torus1 2019/09/29
  • 暴力的解決 - knoriのブログ

    暴力ってなかなか無くならないんだな…。 まけもけさんのとこを読んで以来、ぽやぽや考えている。 「オレ様は正しい」「お前は間違っている」暴力の根にあるのはこの考えです。 わたしには刷り込みがあった。 小説映画やドラマのイメージって力がある。 わたしは、自分の尊厳を守るためには、暴力を使ってでも戦うべき時があると信じていた。 いじめられっ子が体を鍛えてやり返す、なんてドラマがよくある。 マルコム・Xだってキング牧師に逆らって、差別に対して武力をもって立ち上がった。 「わたしが正しい、お前は間違っている」なんだなぁ…。 暴力の正当化は、手を替え品を替え、次々と立ち現れる…んだ。 映画のイメージごときですら、力がある。となれば、親が子供に暴力をふるう事がどんだけの影響を子供に与えるか。 空恐ろしいものがある…。 しかし世の中には暴力描写が溢れている。 ガス抜き効果があるのかもしれない。 マイテ

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    torus1 2019/09/07
  • 噂のアンパンチ - knoriのブログ

    子供が2歳くらいの時、チッコイ背中を丸めてチッコイ椅子に腰かけて熱心にご覧あそばしていた「アンパンマン」である。 まけもけさんがアンパンチの暴力性について話題になっているよ、と話されていて、そう言えば、むかし、やなせたかしが「子供向けに描いたものじゃない」とか言ってたなぁ、と思いながら、笑って読んでいた。まさか、ほんとに話題になっていることだと思わなかった。 ももはなさんが「そりゃないぜ!」と言うまで、アンパンマンのアンパンチが子供によろしくない!!と一部の人がほんとうに問題視していることを知らなかった。 うひゃぁ、である。 わたしに言わせれば、子供を温室で育てることはできないし、様子を見ながら、その都度、子供に対応するしかないのだ。 たぶん、わたしは悪いと言われかねないものを平気で見せてきたような気がする。 第一に、子供がせっかくの人畜無害のディズニーを嫌ったのだ。 かっきりこっきり因果

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    torus1 2019/09/04
  • See you on the other side. - knoriのブログ

    ぽろぽろと涙がこぼれた。冷やし中華べていたんだ。Rと。 好きな具をいっぱい乗っけてべる。 錦糸卵、キュウリ、トマト、ハム、キウイ、牛肉のそぼろ煮、胡麻、等々。 あとは、揚げ物を作ってある。 彼は「べきれないね」と言う。 TVがついていた。 戦争孤児の話だった。余裕のない当時の大人たちは、孤児たちを助けることができなかった。蔑んだり、邪魔者扱いだった。 また、空襲の中、若い母親は赤ちゃんを背中にオンブして逃げまどった。 やっと避難所にたどり着いて、赤ちゃんを見ると死んでいた。 こうした話を、老人たちが語っている取材番組なのだった。 そして、赤ちゃんの話をしていた老女は、話せなくなった。 わたしは気がついたら涙がぽろんと落ちていて、RはTVを消した。 戦争は、国益、利権の衝突だ。 そこに、愛国心、倫理観、正義といったものが絡んでいく。 これらは感情なんだと思う、倫理観も信念も正義感も愛

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    torus1 2019/08/19
  • ファースト・マン - knoriのブログ

    デイミアン・チャゼル監督、 ジョシュ・シンガー脚、2018年。 ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ。 ニール・アームストロングの伝記 『ファーストマン、ニールアームストロングの人生』を原作とした伝記映画。 むかし、宇宙飛行士の、その後、とかのを2冊くらい読んだ。 だから、アームストロングがどういう人だったとかのイメージはあったんだ。 どんな危機的状況にも動じない男とかいうね…。 なんというか、意志のコントロールが生半可じゃない! 私の父も強い人でした。けれど、脳梗塞で左脳をやられた。 「お父さん、怖いの?」と聞いたら頷いて「うん。」と答えた。 ああ。これが意志のコントロールだったのか、とその時思いました。父はそれを失っていたのです。 それで、 この映画は、映画館で見なくてよかったです。音が緊迫感をあおってくるし、神経がもたない、というか、わたしは休み休み見ました。 もうもう、感動しま

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    torus1 2019/08/11
  • ラブストーリーズ The Disappearance of Eleanor Rigby - knoriのブログ

    ネッド・ベンソン監督、脚。 2014年。 ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ。 ネタバレ注意! この映画は、子供を亡くした夫婦の物語。 むかーし、何かので、子供を亡くした夫婦は離婚率が高い、という統計を見た。 原題は「The Disappearance of Eleanor Rigby」、エレノア リグビーの失踪。 同じ物語を視点を変えて撮ってある。2作品同時に公開された。 「The Disappearance of Eleanor Rigby:her」 「ラブストーリーズ、エリナーの愛情」という視点の映画と、 「The Disappearance of Eleanor Rigby:him」 「ラブストーリーズ、コナーの涙」という夫視点の映画。 例によって原題を見て、映画の(謎を追う)作りに納得する。 何故、エリナー(エレノアリグビー)は失踪したのか、その理由と再生の物語

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    torus1 2019/08/06