ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (28)

  • 北極圏の夏の海氷、熱波で7月は最小を記録、15年後には消滅か

    アラスカ州ウトキアグビク(旧バロー)沖の北極海。非常に冬が暖かかった2015年の6月に撮影。(PHOTOGRAPH BY KATIE ORLINSKY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 2020年の7月に北極海を覆っていた海氷は、1979年に人工衛星による観測が開始されて以来、どの年の7月よりも少なかった。これにより、北極海が氷のない夏を迎えるという避けがたい未来に向けて、また一歩進んだことになる。 北極海の海氷は毎年、長く暗い冬の間に海面が凍って拡大する。その面積は3月に最大約1500万平方キロメートルに達し、北極海のほぼ全体を覆い尽くす。氷は夏の間に解けてゆき、最も小さくなるのは9月だ。 1980年代の7月には平均で、米国やカナダの面積にほぼ匹敵する約980万平方キロメートルが氷に覆われていた。対して今年の7月、北極海を覆う海氷の面積はわずか720万平方キロメートル

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    torus1 2020/08/23
  • 外へ出たネコはどこへ行く? 大規模調査の結果がついに判明

    ネコがどこに行っているかについて、ほとんどの飼い主の予想は外れていた。2014年のノースカロライナ州での調査の様子を見てみよう。(解説は英語です) 「キャット・トラッカー」という大規模な国際プロジェクトの目的はシンプルだった。ペットのネコが、家の外でどこに行っているのかを調べることだ。 研究者たちは過去にも、自らの足で追跡するか(ご苦労さま!)、ネコの首輪に無線送信機を付けるかして、この難問に挑んできた。しかし、キャット・トラッカーはその規模において際立っていた。6カ国で900匹を超えるネコにGPS装置を1週間装着させ、彼らがどこへ行き、どのくらい広い範囲を動き回っているかを調査したのだ。(参考記事:「「キャット・トラッカー」が始動」) 調査開始から6年が経ち、ついに結果が2020年3月11日付けで学術誌「Animal Conservation」に発表された。そこで明らかになったのは、ほと

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    torus1 2020/03/25
  • 空っぽの地中海を満たした超巨大洪水、新たな証拠か

    地中海と外海とを結んでいるのは、ヨーロッパとアフリカ大陸の間に位置する幅の狭いジブラルタル海峡のみ。国際宇宙ステーションから撮影。(PHOTOGRAPH BY NASA) 穏やかなターコイズブルーの水を湛える地中海。ここには、ある秘密が隠されている。海底の地下深くに厚さ約3200メートルもの塩の層が存在するというのだ。 不気味なほど白いその塩は、はるか昔に地中海がほぼ消え去ったこと示す数少ない証拠のひとつだ。科学者の中には、地中海はかつて一度完全に蒸発し、サハラ砂漠のようにカラカラに干上がったと考える者もいる。 数十年間にわたり研究が続けられてきたにもかかわらず、地中海が一度消滅し、その後、再び大西洋とつながって復活したという仮説の詳細は、長い間謎のままだった。約500万年前、地中海が消えた後の大穴に再び水が満たされたとすれば、それは地球史上まれに見る大規模な洪水だったと考えられる。ある試

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    torus1 2020/03/19
  • バッタ大量発生、数千万人に食料危機の恐れ、東アフリカ

    ソマリアとエチオピアでサバクトビバッタの四半世紀ぶりの大発生が起きている。数億匹のバッタはケニアに移動して農地に壊滅的な被害を及ぼし、ただでさえ脆弱なこの地域を脅かしている。(PHOTOGRAPH BY BEN CURTIS, AP) 今、東アフリカでバッタの大量発生による被害「蝗害(こうがい)」が広がり、数千万人の料供給が脅かされている。ひとつの都市を覆い尽くすほどに広がったバッタの群れが作物や牧草地に襲いかかり、ものの数時間ですべてをい尽くしている。バッタの大量発生は、東アフリカでこれまでに7カ国に拡大した。近年にない規模だ。 このバッタはサバクトビバッタという。アフリカと中東の乾燥した地域に生息していて、大雨が降って植物が繁茂すると大発生する。東アフリカとアラビア半島では、過去2年間でサイクロンに複数回見舞われるなど、異常に雨の多い天気が続いた。専門家は、この天気が蝗害の主な原因

    バッタ大量発生、数千万人に食料危機の恐れ、東アフリカ
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    torus1 2020/03/04
  • 【動画】仲間を進んで助けるヨウム、鳥で初の行動

    実験でコインをやり取りするヨウムのジャックとジェロ。(VIDEO BY ANASTASIA KRASHENINNIKOVA) オウムの仲間でアフリカに生息するヨウムに、自ら進んで仲間を助ける習性があることが、1月9日付けの学術誌「Current Biology」に発表された。鳥類でこの行動が見られたのは初めてだ。 ヨウムは脳が大きく、優れた問題解決能力を持ち、賢いことで知られているが、仲間を助けるといった複雑な社会性が鳥に備わっているかどうか、科学者たちは疑問を抱いてきた。スイス、チューリッヒ工科大学の生物学者デジレ・ブルックス氏によると、やはり「知的な」鳥として知られるカラスには、今のところそのような行動はみられない。(参考記事:「賢いインコ「ヨウム」、アフリカで激減」) 「オウムの仲間はこれまで実験されてこなかったので、仲間を積極的に助ける能力は鳥では進化しなかったという仮説に結論は出

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    torus1 2020/01/18
  • フランスで奇妙な地震が発生、科学者ら首ひねる

    11月11日、フランス南東部でマグニチュード4.8の地震が発生し、4人が負傷した。最も大きな被害が出たルテイユでは、数百棟の建物が損壊、あるいは倒壊した。写真は被害を受けたルビエール地区の建物。(PHOTOGRAPH BY JEFF PACHOUD, AFP VIA GETTY IMAGES) 正午少し前、フランスの小さな町ルテイユに住むクレマン・バスティ氏が家族と一緒に夕の準備をしていたとき、家の壁が振動し始めた。グラスや皿が床に落ちて割れた。その後、低く轟くような音が街中に響きわたった。 家からそう遠くないところにある原子力発電所で爆発が起こったのではないかと、バスティ氏は恐怖にかられた。高校の生物と地学の教師である氏は外に飛び出し、空にキノコ雲を探した。ところが、まもなく判明した振動の原因は、発電所の爆発ほど危険ではないものの、この地域には非常に珍しい現象だった。地割れを伴う地震だ

    フランスで奇妙な地震が発生、科学者ら首ひねる
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    torus1 2019/11/22
  • 太陽系外から来たボリゾフ彗星、意外な事実が判明

    米ハワイのジェミニ天文台による「2I/ボリゾフ」の2色合成画像。太陽系内で観測された史上2例目の恒星間天体だ。青と赤の光は背景にある星で、彗星の動きを追ったせいで筋になって見えている。(COMPOSITE IMAGE BY GEMINI OBSERVATORY/NSF/AURA) 8月30日未明、アマチュア天文学者ゲナディー・ボリゾフ氏が奇妙な天体を発見した。太陽系の外からやってくる彗星だ。「2I/ボリゾフ」と名付けられたこの彗星は、太陽系の内側で観測された恒星間天体としては、史上2番目となる。(参考記事:「また太陽系の外から?急接近する奇妙な彗星を発見」) 現在、世界中の大型望遠鏡がボリゾフ彗星に注目し、天文学者らがその組成や軌道について興味深いデータを収集し始めている。 初めて観測された恒星間天体は、2017年に発見された「オウムアムア」だったが、見つかった時点ですでに太陽系を去りつつ

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    torus1 2019/10/17
  • 解説:気候変動、IPCC最新報告書の要点は?

    ノルウェー、スバールバル諸島北東島の氷冠から滝のように流れ出る融解水。北極圏は、地球のどこよりも温暖化の進行が速く、氷が急速に解け出している。(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, SEALEGACY) 気候変動の影響はいたるところで表れ始めている。上昇する海水温。崩落する氷床。それが国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最新レポート「海洋と雪氷圏の気候変動に関する特別報告書(SROCC)」が明らかにした現実だ。 9月25日に公開された900ページに及ぶレポートは、数千もの研究結果をまとめ、地球の海と氷にすでに現れている影響を描き出し、将来何が起こるかを予測している。 気候変動はもはや仮定の話ではなく、現実の問題となっていることを科学は証明している。人間の活動による地球温暖化のために、海、極地の氷冠、高山の氷河はすでに限界近くまで熱を吸収しており、人間が依存

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    torus1 2019/10/08
  • 永久凍土はもはや永久ではない、何が起きるのか

    北極圏で急速に進む永久凍土の融解。それは土地の姿を変え、温室効果ガスを放出し、気候変動を加速させるおそれがある。

    永久凍土はもはや永久ではない、何が起きるのか
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    torus1 2019/09/04
  • 全長673kmの巨大稲妻を観測、東京~広島間に匹敵

    ブラジル南部からウルグアイにかけての上空を覆う雷雲をコンピューターで復元した画像。画像に示されている稲の長さは約250kmで、今回新たに報告された巨大稲の約3分の1に過ぎない。(IMAGE BY MICHAEL PETERSON, LOS ALAMOS NATIONAL LABORATORY) 仕事をしていたある夜のこと。米国ロスアラモス国立研究所のリモートセンシングの専門家であるマイケル・ピーターソン氏は、巨大なクモを発見した。クモと言っても、8脚のあの生きものではない。クモのような形に広がる巨大な稲「スパイダー・ライトニング」が、コンピューターディスプレイの中に現れたのだ。このタイプの稲は、嵐の空をジグザグに切り裂きながら数百kmにわたって広がることがある。 「ただただ呆気にとられていました」と氏は振り返る。 そこでピーターソン氏が分析を行ったところ、放電路の長さと持続時間の

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    torus1 2019/08/31
  • 釣り人垂涎の巨大魚 絶滅回避へ「最後の砦」

    【動画】南アジアでは減少しているゴールデンマハシールだが、ブータンでは幸運のシンボルとして保護されている。川での調査の様子は2:20前後から。(解説は英語です) 世界の釣り人たちがあこがれる幻の魚がいる。ゴールデンマハシールというコイの仲間だ。大きなものは体長270センチにもなり、その体は金色に輝くウロコに覆われている。 釣り上げるのが困難な魚としても知られ、英国の作家ラドヤード・キプリングは、ゴールデンマハシールに比べれば、釣り人の勲章とされる大型魚ターポンすら「ニシンのようだ」と書いている。しかし、料として乱獲され、生息地の大部分が失われていることから、南アジア一帯でこの魚の数は大きく減っている。 ただし、ヒマラヤの山中にあるのどかな王国、ブータンだけは別だ。「川のトラ」とも呼ばれるゴールデンマハシールは、物のトラ、シロハラサギ、ゴールデンラングールといった危機にひんしている動物た

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    torus1 2019/07/25
  • 指が異様に長い太古の鳥を発見、新種、前代未聞

    恐竜時代の絶滅した鳥、エナンティオルニス類の新発見の種。イラストに見られるように、足の第3趾(中趾)が異様に長かった。現時点では、マダガスカル島のアイアイが長い中指でするように、樹皮の中を探って餌を取るのに指を使っていたと考えられている。(ILLUSTRATION BY ZHONGDA ZHANG) 9900万年前のミャンマーにタイムトラベルできるなら、エナンティオルニス類と呼ばれる鳥が森で羽ばたいているのを見られるだろう。現生の鳥類に近い、歯を持つ鳥たちだ。その中に、今のスズメのような鳥がいるのが目に入るかもしれない。だが、その足の指は奇妙に長い。こうした適応は、絶滅した鳥にも現生の鳥にも見つかったことがない。 7月11日付で学術誌「Current Biology」に発表された論文によると、新種の鳥「エレクトロルニス・チェングアンギ(Elektorornis chenguangi)」は、

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    torus1 2019/07/21
  • 第5回 日本の恐竜文化が変貌した、ほぼ平成30年史

    「90年代というと、『ジュラシック・パーク』の小説映画も出たりして、日の皆さんの恐竜像っていうのがガラッと変わった時期でした。91年にはユカタン半島のクレーターが見つかって隕石衝突説の信憑性が高まり、96年に中国で羽毛恐竜が見つかったり話題も多かったですね。恐竜は絶滅しなくてその一部は鳥になったということ自体、以前から言われていましたけど、恐竜の段階でもう羽毛があって翼があるみたいなことは想定しなかったんじゃないでしょうか。こんな大きな発見が続いていた時期に、恐竜というものが日でもより身近に感じられ、具体的に感じられるようになったと思います」 真鍋さんは、研究者として帰国した前後の状況をそんなふうに総括した。 「身近」「具体的」に感じられるようになったのは、大ヒットを飛ばした映画や、次々と報道される恐竜にまつわる科学ニュースによるところが大きい。そして、ニュースを伝える媒体としても、

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    torus1 2019/07/14
  • ヒマラヤの氷河消失速度が倍に、スパイ衛星で判明

    今回調査した何百もの氷河の1つ、チャングリヌプ氷河。大部分で岩だらけの地表が露出している。エベレスト山頂が左後方に見える。(PHOTOGRAPH COURTESY JOSH MAURER/LDEO) 世界最高峰のエベレストをはじめ、7000メートル以上の山々がつらなるヒマラヤ山脈。その雪と氷の量は、南極と北極に次いで世界3位だ。そのヒマラヤから、大量の氷河が消えたことが判明した。2000年から2016年にかけて毎年、量にして75億トン、厚さにして43センチもの氷が解け続けたという研究結果が、6月19日付けの学術誌「Science Advances」に発表された。(参考記事:「レア写真:世界最高峰エベレストの威容、空からパノラマ撮影」) これは1975年から2000年までの2倍のペースであり、氷の消失が気温の上昇とともに加速していることが浮き彫りになった。また今後、氷が消えることによって、ヒ

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    torus1 2019/06/26
  • マンモス再生は、どこまで現実に近づいているのか? 研究者が解説

    ケナガマンモス(Mammuthus primigenius、以下マンモスと略します)は、北半球の広範囲にわたって生息、氷河期の終了とともに減少し、4000年前に絶滅した非常に著名な動物です。永久凍土からは、マンモスの骨だけでなく筋肉などの軟組織も発掘されることから、それらの組織を用いて個体再生ができるかもしれないと、各国で研究が進んでいます。 近畿大学では、近年急速に発達した発生工学的手法を用いれば古代の生物も再生できるのではないかと考え、20年以上にわたり、シベリアでマンモスの組織を発掘し、回収された細胞核を用いて体細胞核移植実験をおこなってきました。2019年3月には、2万8000年前のマンモス細胞核が生物学的な特性を維持していることを初めて確認した論文を、科学誌「Scientific Reports」に発表しました。ここでは、私たちの研究をはじめとするマンモス再生研究の最前線、さらに

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    torus1 2019/06/22
  • あなたは既に大量のプラスチック片を食べている

    プラスチックは、料生産のあらゆる場面で使われている。写真のカメルーンの農園では、バナナに傷が付くのを防ぐためポリ袋をかぶせている。(PHOTOGRAPH BY UNIVERSAL IMAGES GROUP, GETTY IMAGES) 「マイクロプラスチック」と科学者が呼ぶプラスチックの破片はどこにでも存在する。海底やビーチの砂だけでなく、風にも混入し、さらには人体からも見つかっている。 2018年10月には、人間もプラスチックを気づかずに摂取しているかを調べる予備調査で、調査に参加した8人全員の排泄物からマイクロプラスチックが見つかった。(参考記事:「人体にマイクロプラスチック、初の報告」) 2019年6月5日付けで学術誌「Environmental Science and Technology」に発表された論文によれば、人は年間3万9000〜5万2000個のマイクロプラスチックを

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    torus1 2019/06/10
  • 月にも活断層による地震か、定説覆す研究

    アポロ宇宙飛行士が月面に設置した月震計のデータから、月はこれまで考えられていたよりも地殻活動が活発であることが示唆された。(PHOTOGRAPH BY NASA/GSFC/ARIZONA STATE UNIVERSITY) 活断層の近くに住居を建てるのはなるべく避けたい。ただ、月に居住施設を建設するなら話は別だ。というのも、月は長い間、地質的に死んだ星で、活断層など心配しなくていいと考えられていたからだ。地球よりもかなり小さな月は、冷えるのも早いはずで、地殻変動に必要な熱は天体の内部に無いというのがその理由だ。 (参考記事:「月中の月に隕石が衝突、観測はおそらく初」) ところが、アポロ時代のデータを改めて分析した結果、月は死んだ星ではない可能性が見えてきた。これまで考えられていたよりも、地殻活動が活発であるらしいことを示唆する研究が2019年5月13日付けで科学誌「Nature Geos

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    torus1 2019/05/20
  • 第5回 太陽系でほかに生命を探すとしたらどの星か

    さて、前回まで見たような実験室での取り組みが深まると、そこから発展していくものがある。研究というのはどの分野でも「深めれば広がる」ものがあると思うのだが、宇宙生物学の場合、それが激しい。 藤島さんの場合は、生命が「いかに」生まれたのかという関心を中心に据えていたわけだけれど、すると「どこで」ということも必然的に問わざるをえなくなる。たとえば、地球上の話に限るにしても、どこで生命にいたる化学進化や初期の生命の進化が起きたのだろうか、と。 「陸派か海派ってよく言われるんです。生命の起源といいますか、高分子の『紐』ができあがっていったのが、陸上の温泉みたいなところなのか、海底の熱水噴出孔のあたりなのか議論があります。ただ僕の研究で軸に置いてるのは高分子の起源なので、これができやすい環境がそれぞれにあった場合に、海だろうと陸だろうと宇宙だろうと、どんどん攻めなきゃいけないっていうことで、海洋研究開

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    torus1 2019/03/15
  • 2019年、絶対に見たい天体ショー9選

    2012年5月、東京の空で雲ごしに輝く金環日。中東からアジアにかけての人々は、2019年12月にこのような「炎の輪」を見ることができる。(PHOTOGRAPH BY XINHUA, EYEVINE/ REDUX) 2019年は、天文ファンにとってうれしい1年になりそうだ。日や月が年に複数回起こり、水星の影が太陽を横切るなど、驚くべき天文現象を毎月のように見ることができる。 以下、2019年注目の天体ショーを紹介する。ぜひカレンダーに印をつけておこう!(1月6日以外の日付は米国時間です) 1月6日――部分日 2019年の天体ショーの幕開けは日から。北は北海道から南は沖縄まで、この日は日全国で部分日を観測できる。国立天文台の予報によると、日は9時前から始まり、太陽が最も欠ける時間は、那覇で9時39分、東京で10時6分、札幌では10時13分。札幌では太陽の4割以上が月に隠される。

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    torus1 2019/01/04
  • 宝石になった恐竜の化石を発見、しかも新種 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    現在のオーストラリアにある浅い湖を、ウィーワラサウルスの群れが渡る。(ILLUSTRATION BY JAMES KUETHER) オーストラリア内陸の町、ライトニング・リッジに近いウィー・ワラの鉱山から、まばゆい化石がもたらされた。新種として新たに命名された恐竜、ウィーワラサウルス・ポベニ(Weewarrasaurus pobeni)の化石だ。12月4日付けで学術誌「PeerJ」に論文が発表された。 鳥脚類という恐竜のグループに属するウィーワラサウルスは、大型の犬ほどのサイズで、後ろ脚で歩き、くちばしと歯を両方備えて、植物をべていた。身を守るため、群れで移動していた可能性がある。北半球にはトリケラトプスやハドロサウルスといった植物の恐竜がいたが、南半球にはそれらと大きく異なる恐竜たちが生息していたらしい。今回の化石も、そうした証拠の一つに加わった。 しかし、この化石の驚くべき特徴は、

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    torus1 2018/12/10