ブックマーク / number.bunshun.jp (272)

  • 「これからは人間性を磨いて欲しい」バレンティンに宮本が残した言葉。(中村計)

    保釈となり、無事チームに合流後に謝罪会見を行なったバレンティン。この事件は2014年シーズンのプレーに吉とでるか凶とでるか。 技術的な成長について言及する人は、ほぼいなかった。 来日3年目となった昨年、バレンティンがシーズン60塁打の日記録をマークし、その理由を取材して回っていたときのことだ。 それが不可解でならなかったのだが、今回、バレンティンが起こした事件の報道を見聞きし、少なからず合点がいった。 ADVERTISEMENT バレンティンが60打つことができた理由――。それをごくごく簡単に言うと、ボールが飛ぶようになり、以前よりも打席の中での集中力が増した、ということだ。 容易にホームランが打てるようになり、イライラさせられることが減ったのだ。ボールを待てるようになった、という指摘はあったが、それもあくまでメンタル的な変化があってこその副産物のようだった。 1年目、2年目と31

    「これからは人間性を磨いて欲しい」バレンティンに宮本が残した言葉。(中村計)
  • フォルランと柿谷のコンビを長居で。超大物がもたらす得点、集客、成長。(矢内由美子)

    昨年11月の代表の試合で、衰えぬフィットネスを見せ付けたフォルラン。世界のトップFWがJで見せるプレーに期待したい。 1月に桜が開花したようなビッグニュースが舞い込んだ。Jリーグの話題で、これほどストレートなワクワク感を抱くのはいつ以来だろう。 セレッソ大阪が世界的ストライカーとして知られるウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランを獲得したのだ。 1979年生まれのフォルランは現在34歳。日でいえば小野伸二や稲潤一、小笠原満男ら“黄金世代”と同じ年齢だ。 ADVERTISEMENT ウルグアイの首都モンテビデオでサッカーエリートとして生まれ育った。祖父は元ウルグアイ代表監督。父のパブロ・フォルランはブラジルのサンパウロFCやクルゼイロでもプレーしたことのある選手で、ウルグアイ代表として2度のワールドカップ出場歴のある名選手である。 ただ、少年時代のフォルランの家は、交通事故で足の自由を失

    フォルランと柿谷のコンビを長居で。超大物がもたらす得点、集客、成長。(矢内由美子)
  • 内田篤人「俺は“つなぎたい派”」チーム1の出場数とタッチ数の意味。(ミムラユウスケ)

    攻守に奮闘し、後半36分までプレーした内田。だが、前半37分に警告を受けたため、残念ながら次戦は累積警告で出場することができない。 第18節、ウインターブレイクが明けたブンデスリーガが再開した。1月26日の日曜日に試合を行なったシャルケは、アウェーでハンブルガーSV(HSV)3-0を下して幸先の良いスタートを切った。 負傷が癒えたばかりのフンテラールは、キャプテンマークを巻いてスタメンに名をつらね、先制ゴールを決めた。そしてそのゴール以上に、前線での安定したポストプレーでチームを助けていた。内田篤人も試合後に話している。 「俺もクリアっぽいボールを試合中に何回か蹴るんだけど、あれを普通に、(相手選手に)身体をぶつけて収めてくれる。それで、マイボールにして、ファルファンとかに落として、前を向ける。やっぱり、すごいな。(周りの選手は)楽だし、時間も出来るし」 ADVERTISEMENT さらに

    内田篤人「俺は“つなぎたい派”」チーム1の出場数とタッチ数の意味。(ミムラユウスケ)
  • 「強い」だけではファンは増えない!?スポーツにおける「有意性」とは。(葛山智子)

    のプロ野球界でも、昨今のサッカー人気を意識して各チームが経営改革を進めている。ファンの動向も含めて、新しい球団経営のあり方が模索されている。 昨年の2020年東京オリンピックの決定に続き、2014年はソチ冬季オリンピック、サッカーワールドカップブラジル大会などが開催されるスポーツイヤー。「スポーツ×経営学(マネジメント)」に関する注目度も高まっていることが感じられる。ここ最近、よく話題に上る論点。それは「日のスポーツビジネスと他国のスポーツビジネスはなにが違うのか」ということである。 読者はなにが違うと感じているだろうか。 同じ競技であるにもかかわらず、その競技がビジネス化に成功している国もあれば、ビジネス化に苦しむ国もある。 ADVERTISEMENT 例えば、「サッカー」を例にとると、サッカーゲームルールは変わらないのに、ファンを集め収益を得ているリーグ・チームとそうでないとこ

    「強い」だけではファンは増えない!?スポーツにおける「有意性」とは。(葛山智子)
  • 正捕手鶴岡を手放した日ハム、異例の決断のワケ。~横浜高出身3年目、近藤への期待~(永谷脩)

    「捕手が安泰ならば、球団は10年もつ」と言われるほど重要なポジションを巡って今オフ、日ハムが下した決断は、常識では考えられないものだった。昨年も114試合に出場し、2割9分5厘の打率を残した12年目の主戦捕手・鶴岡慎也を、FA宣言をしたからといって簡単に放出してしまったのだ。 鶴岡はまだ32歳。インサイドワークに長けた捕手の一人で、ダルビッシュ有のような個性の強い投手を気持ちよく投げさせる術も心得ている。 だが、投手を乗せるのは上手だが、若手を引っ張るタイプではなかった。これまでコーチ会議などでしばしば俎上に載ったのが、鶴岡の「投手言いなりのリード」。チームの若返りを図る日ハムにとっては、強気で投手を引っ張る捕手こそが求められていた。さらにその背景には、横浜高出身の3年目、近藤健介を一人前に育てたいという思惑がある。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料

    正捕手鶴岡を手放した日ハム、異例の決断のワケ。~横浜高出身3年目、近藤への期待~(永谷脩)
  • 森重真人がアンカー起用される理由。4-3-3の特性と、アギーレの“哲学”。(西川結城)

    新生アギーレジャパンは、4試合を終えて1勝1分2敗。 9月と10月の2度の招集で選手の顔ぶれは大きく変わり、ピッチに立つメンバーも毎試合異なる選手を起用している。 「アジアカップを戦うための、選考の場でもある」 ADVERTISEMENT ハビエル・アギーレ監督もそのブラジル戦後、あらためて今の時期をそう強調していた。 そんな中、一つだけ不変のモノがある。 4-3-3。彼はどの試合でも、必ずこの布陣を採用している。 実はこのシステム、これまで日人にはあまり馴染みのなかった形である。かつてのオランダサッカーの代名詞でもあり、またここ数年のバルセロナの活躍などで4-3-3というシステムを見る機会は増えたが、過去の日本代表監督でこの形を基ベースにチームをスタートさせた人はいない(2010年W杯の時、岡田武史元代表監督が大会直前で守備的な4-1-4-1を採用。4-3-3と酷似しているが、ここで

    森重真人がアンカー起用される理由。4-3-3の特性と、アギーレの“哲学”。(西川結城)
  • 今宮健太、高校通算62発からの変身。「小技と守備」でSBを日本一に導くか。 (田口元義)

    レギュラーとして初めて日シリーズに出場するソフトバンクの今宮健太は、随所に“らしさ”を発揮している。 第1戦の3回表、シリーズ初打席初安打で出塁し、細川亨の送りバントで二塁へ進塁。しかしその直後、スタンリッジの投手前の強いバントで迷わずスタートを切ったがために三塁で封殺された。 先制点のチャンスだった。続く打者がレギュラーシーズンでの得点圏打率3割3分1厘の柳田悠岐であることを考えれば、2死二塁になったとしても自重し、彼に望みを託してもよかった場面である。それは、「状況判断。無理する必要はねぇんだよ! 次の柳田に期待してんだから」という秋山幸二監督の叱責からも如実に表れていた。 ADVERTISEMENT 「行けると思ったけど、ああいう形(結果)になるならストップしないといけなかった」と、今宮は自身のプレーを猛省した。 ミスを取り返す美技と、第2戦の先制点を呼んだバント。 そうかと思えば

    今宮健太、高校通算62発からの変身。「小技と守備」でSBを日本一に導くか。 (田口元義)
  • 2014年プロ野球ドラフト会議、最も的確な補強ができた球団はどこ? - 言わせろ!ナンバー - Number Web

    まず大前提として1位の抽選をはずした4チームは一番欲しかった選手を獲れなかったので成功ということはあり得ません。(特に阪神)次に補強ポイントとの乖離したチームを外します。あと巨人とソフトバンクは戦力が充実してて今回のドラフトの成功は二の次な印象がするので除外。あと中日の落合GMは監督時代に戦力を使い果たし、現在の指名をみてもその場しのぎの印象が否めません。戦略家としては優秀だと思うのですが…。 というわけで西武とオリックスは狙い通りの指名が出来ていると思ってます。 で結局今回もファンなので西武ということで…。 今回は将来の右腕エース候補高橋君と即戦力左腕で地元の佐野君を、そして固定できない二遊間の解消を目指して、外崎君と山田君を狙い通りに獲得できたと思ってます。玉村君は中継ぎとして獲得したとすればほぼ補強ポイント通りです。

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  • 五輪までの2カ月間。~GPでの成績と、メダルの相関性~(小川勝)

    今季で引退の意向を示している浅田真央。2度目にして最後となる五輪で、表彰台の頂点に立つことはできるだろうか。 ソチ五輪に挑む日のフィギュアスケート男女6人のシングル代表は、総合的に見て史上最高のレベルにあることは間違いない。バンクーバー五輪の時もレベルは高かったが、今回は、いわゆる三番手で選ばれた選手が男子は高橋大輔、女子は村上佳菜子だった。高橋は'13年11月のNHK杯で、今季世界3番目のハイスコア、268.31を出して優勝している。村上も国内大会とはいえ、重圧のかかる全日選手権で大台の200点越え(202.52)。そして年が明けて1月に行われた四大陸選手権では、国際大会で自己最高となる196.91を出して優勝した。こういうレベルの選手が、代表選考では三番手だったのである。そんな国はほかにない。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお

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  • MLBと日本で異なるキャンプ事情。「招待選手」という一挙三得制度。(菊地慶剛)

    昨年の8月にメッツに移籍した松坂大輔投手。3勝3敗、防御率4.42と勝ち星こそ先行しなかったが、復活の足かがりとなる好投を見せた。今季、メッツとマイナー契約を結び、再び開幕メジャーを目指す。 メッツが1月24日、松坂大輔投手とのマイナー契約を発表した。 昨シーズン終了後から、メッツ首脳陣が松坂との再契約に意欲的な発言をしていたので、もっと早くに合意するものと踏んでいた。だから、意外にも手間取ったうえに、マイナー契約だったことに少々驚いている。 松坂は昨年8月にメッツに電撃移籍を果たし、最終3試合の先発で素晴らしい内容の投球を披露している。 ADVERTISEMENT しかも、現在のメッツの投手事情には不安要素が多い。 若きエースのマット・ハービー投手が右ヒジ腱移植手術のため今季絶望。ベテランのバートロ・コロン投手を獲得したものの、残りの先発候補は経験不足という状況だ。 こういったことを考慮

    MLBと日本で異なるキャンプ事情。「招待選手」という一挙三得制度。(菊地慶剛)
  • 大卒即海外という選択は、Jの変革を促せるか。~長澤和輝、ケルン入団の理由~(浅田真樹)

    Jクラブへの選手供給源として、近年は大学の存在価値が高まる一方だ。クラブ側とすれば、育成組織からのトップ昇格を含めた高卒選手よりも、大卒選手のほうが即戦力として計算できるからなのだが、選手側から見ても、大学を経由することのメリットは大きい。 高卒でJリーグ入りしても、なかなか出場機会は得られない。ならば大学へ進んで実戦経験を重ねるほうが、自身の成長のためにも賢い選択というわけだ。 しかし、選手がJリーグの先に海外移籍を望む場合、大学で4年間を過ごすことは必ずしも得策ではない。少し前まで、私はそう考えていた。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 638文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有料会員登録 有料会員

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  • 深夜のスポーツ観戦は翌日に響く。あなたの秘密の観戦テクは? - 言わせろ!ナンバー - Number Web

  • ビデオ判定の拡大は審判の権威を守れるか。~テクノロジー重視、MLBの決断~(四竈衛)

    1月16日まで米アリゾナ州で行なわれていたオーナー会議で、今季からプレー中のビデオ判定の適用を拡大することが正式に承認された。これまで公式戦だけでなく、ポストシーズン中の微妙な判定が勝敗の行方を左右するケースが頻出したこともあり、機構、選手会、審判員組合の間で、過去数年間にわたって、判定拡大の議論を重ねてきた。その結果、これまで塁打の判定に限られていたビデオ判定が、大幅に拡大されることになった。 100年以上の歴史を持つ米球界に、ビデオ映像による判定が導入されたのが、'08年8月28日。同年9月3日、ヤンキースのA・ロドリゲスの塁打を巡る判定が導入第1号となって以来、当該球団の監督が抗議できる権利として定着したが、その他のプレーへの判定拡大に関して、球界全体は概ね慎重論に終始していた。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけ

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  • CSを制したSB秋山監督の「賭け」。陰のMVPは“帰ってきた”大隣憲司。(田口元義)

    その、たったひと言がソフトバンクの勝因を鮮明に表していた。 「呼びましょうか? 大隣を」 前日に日ハムに逆王手をかけられ、3勝3敗で迎えた10月20日の第6戦。7回無失点の快投を演じ、レギュラーシーズン3位チームの下克上を阻止した大隣憲司について、秋山幸二監督は目一杯の言葉で賞賛した。 「僕なんかより大隣がね、中4日で行ってくれるということで。『まだ行けます』と7回まできっちり投げてくれて、また、結果を出してくれて。頭が下がります」 そして「呼びましょうか?」と数度繰り返した後、殊勲者をお立ち台へと招き入れたのだ。 指揮官が真っ先に賛辞を贈った大隣憲司。 CSのMVPには、第1戦でサヨナラ打、第4戦でも決勝打を放ち、第6戦でも2点目のタイムリーを演出するなど6打点を叩き出した吉村裕基が選ばれた。 もちろん、吉村以外にも2塁打、第6戦でも先制打を放った内川聖一、打率4割の李大浩、チーム最

    CSを制したSB秋山監督の「賭け」。陰のMVPは“帰ってきた”大隣憲司。(田口元義)
  • 岡崎慎司が本当に言いたかったこと。ブラジル戦後コメントを完全掲載!(ミムラユウスケ)

    ブンデスリーガで戦う日人選手の最新事情が満載の メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日人戦記」。 最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●今週の目次 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【1】~日本代表vs.ジャマイカ、試合後MIXゾーンにて――(1)~ 酒井高徳「自分の古巣、新潟で初勝利をつかめたのは良かった」 【2】~日本代表vs.ジャマイカ、試合後MIXゾーンにて――(2)~ 細貝萌、現代表で初アンカーをこなしての課題と収穫。 【3】~日本代表vs.ブラジル、試合後MIXゾーンにて――~ 完敗後、岡崎慎司が語っていた“真意”。 【4】カメラマン・千葉格のPhotographer Diary ~小国ルクセンブルクで撮った、元王者スペインの今~ ○●――――――

    岡崎慎司が本当に言いたかったこと。ブラジル戦後コメントを完全掲載!(ミムラユウスケ)
  • ブラジルに喫した3年連続の大敗。変わらぬ「結果」と、異なる「印象」。 (二宮寿朗)

    何度も日ゴール前でフリーになり、4つものゴールを積み重ねたネイマール。わかっていても対応できない、というのが世界の高さなのだろうか。 ネイマール、ネイマール、ネイマール、ネイマール。 真新しいシンガポールのナショナルスタジアムは揺れに揺れた。カナリアのエースがゴールを重ねるたびに、スタンドのボルテージは上がっていった。 取りも取ったり4ゴール。流動的なポジショニングから、アギーレジャパンの守備網をあざ笑うかのようにかいくぐっていく。指揮官のドゥンガは「友達サッカーを楽しむようにプレーしていた」とそのパフォーマンスを手放しで称えた。 完全にネイマールの引き立て役となってしまった日は、負の連鎖をい止めることができなかった。90分間という経過のなかで、ゆるやかに、そして確実に切り崩された。 0-4という現実。 3年連続の対戦をスコアで振り返るなら'12年10月が0-4、昨年6月のコンフェ

    ブラジルに喫した3年連続の大敗。変わらぬ「結果」と、異なる「印象」。 (二宮寿朗)
  • Jの劇的な試合日程は、こう作られる。ドラマを生む「新・日程くん」に迫る!(飯尾篤史)

    広島の2連覇をさらに劇的なものにした1つの要因に、最終節が上位6チーム同士の対戦となった日程にあったことは間違いない。 サンフレッチェ広島の逆転優勝で幕を閉じた2013年のJ1リーグ。このドラマチックなエンディングにひと役買ったのが、絶妙な試合日程だった。 最終節の対戦カードは、横浜F・マリノス(首位)vs.川崎フロンターレ(5位)、広島(2位)vs.鹿島アントラーズ(3位)、浦和レッズ(4位)vs.セレッソ大阪(6位)。優勝とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を争う上位6チームの直接対決となっていた。 カシマスタジアムで広島の選手たちが歓喜に沸いている頃、等々力陸上競技場では横浜FMの優勝を阻んだ川崎が3位に浮上。これまた逆転でACL出場権を獲得し、喜びを爆発させていた。 ADVERTISEMENT この神がかり的なマッチスケジュールを組んだのは、「Jリーグマッチスケジューラー」

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  • <イラストでジャンプ解説> ココが知りたいフィギュアの疑問。(八木沼純子)

    難易度も易しく、ほとんどの選手がサルコウとともに最初に練習するジャンプです。同じ回転数の場合、基礎点は6種類のジャンプの中でサルコウと並び最も低くなります。左足のトウを氷に突いて跳ぶ唯一のジャンプであることを把握すれば見分けやすいです(注:右利きを前提。以下同)。 トウループとともに比較的簡単とされているジャンプです。ジャンプにはトウを突く「トウ系ジャンプ」と、突かない「エッジ系ジャンプ」がありますが、サルコウはエッジ系ジャンプの一つ。同じエッジ系のループと区別する方法は、踏み切るとき両足の形が「ハ」の字になると覚えれば大丈夫。

    <イラストでジャンプ解説> ココが知りたいフィギュアの疑問。(八木沼純子)
  • J1上位陣が次々と敗退した天皇杯。意外と知らないカップ戦の意義とは?(細江克弥)

    今年元日の天皇杯決勝では、横浜F・マリノスが7度目の優勝を飾った。一発勝負ゆえのドラマ性は、これからも名勝負を生み出し続けることだろう。 サッカー界は、ワールドカップが終わっても慌ただしい。 W杯による中断期間中も着々とスケジュールをこなしたJ2リーグ、ナビスコカップ、天皇杯はもとより、息つくまもなくJ1リーグが再開され、順位表を眺めて頭の中を整理するうちに欧州リーグの新シーズンも開幕した。 日人選手の活躍を噛みしめる間もなくアギーレ・ジャパンが発足し、9月、10月と試合をこなす。飛び交う情報のあまりの多さに、何をどれだけ把握するべきか迷うばかりだ。 そうこうするうちに、2014年も残り約3カ月となって1年という時間の消化速度に改めて驚く。 47大会ぶりに元日に決勝がない天皇杯。 この時期になると年末年始のスケジュールを何となく頭に入れておきたくなるのだが、今シーズンのカレンダーは例年と

    J1上位陣が次々と敗退した天皇杯。意外と知らないカップ戦の意義とは?(細江克弥)
  • ミランの一流選手が心から信頼する、遠藤友則トレーナーの「整える」技術。(木崎伸也)

    選手の体を直接触る「トレーナー」や「マッサー」は、大きな責任を負う職業だ。もし選手のケガを悪化させたら、「おまえのせいだ」と追及される可能性がある。ましてや言葉が通じない外国の、それも名門クラブとなれば、少しのミスも許されない。 ACミランの遠藤友則トレーナーは、しみじみと昔を振り返った。 遠藤がイタリアにやって来たのは15年前のことだ。清水エスパルスで働いていたが、清水でプレーしたマッサーロの紹介で名門に潜り込むことに成功した。 「とにかく最初はみんなが嫌がる雑用を必死にやりました。次第に僕にも選手がまわってくるようになったけれども、優秀とされるトレーナーたちに看てもらって、それでも治らなかったので、最後は東洋のマジックに期待してということでした。悪くなったら私の責任。でも治れば勲章ものでした」 東洋医学的な「バランスを整える」治療。 選手が悪化すれば即刻クビである。そこで遠藤は発想を転

    ミランの一流選手が心から信頼する、遠藤友則トレーナーの「整える」技術。(木崎伸也)