IoT(Internet of Things)ベンチャーの米Natureは2015年5月23日(米国時間)、家電をスマートフォンで操作したり消費電力を自動制御したりする小型機器を発表した。家電のリモコンとして機能し、外出先からでもエアコンをはじめとする家電をスマホで操作できる。各種のセンサーも搭載し、室内の人の動きや温度などに応じて家電を制御可能。将来は電力のデマンドレスポンス(需給調整)も可能にする。 製品名は「Nature Remo(ネイチャー リモ)」。リモコン機能と電源制御機能、Wi-Fi通信機能を備える小型機器と、スマホ用のアプリから成る。小型機器には温度や湿度、人感、照度といった各種のセンサーも搭載する。 同日から米国のクラウドファンディングサイト「KickStarter」で予約受付を始めた。8月に発売する。価格は予約価格が69ドル、発売後は119ドルなど。 家庭電力の半分を占