オプテックス株式会社は、ビル管理を効率化するニーズを背景に、オープンシステムの普及が加速するビルオートメーション市場に参入すると発表した。 第一弾として、オープンシステムに対応した「在室検知センサ」を投入し、オフィスやホテルなどのファシリティ環境に設置される照明や空調システムなどとセンサを連動させることで、システムを最適にコントロールし、室内環境の快適化、省エネルギー化の実現をサポートする。 近年、ビルオートメーション市場におけるシステム導入において、特定のメーカーの機器や設備しか対応できないクローズドシステムから、仕様が公開されている通信規格(オープンプロトコル)に準拠すれば、異なるメーカーの製品同士でも相互接続ができるオープンシステムの世界標準化が進んでいる。これにより、機能・品質・デザインなどを判断基準に世界各社の良い機器やセンサなどを選定し、自由度や拡張性の高いシステム構築が可能と