マラソン大会などで何千人、何万人ものランナーの記録を自動で計測するICタグ。全国に約30社あるという計測業者のうち、兵庫県内は小野市に3社、加古川市に2社で、播磨地区は西日本随一の集積地だ。駅伝などで数々の実績を誇る“陸上王国”。計測業者には陸上経験者が多く「走る楽しさを裏側から支えたい」と大会運営や技術開発に日々取り組んでいる。(津田和納) ICタグは数センチ四方の機器。名前や性別、年齢などランナー一人一人の情報を中のチップに登録する。ゼッケンや靴などに付けて走り、スタートやゴールなどに敷いたマットを通過すれば、順位や記録を自動で計測する。 ランナー向け最大手サイト「ランネット」の登録大会は2016年に全国で約2460大会あり、日本陸上競技連盟によるとICタグは千人超のほぼ全大会で導入済みという。 計測業者はランナー情報の登録や計測システム開発、管理などを担う。小野市の「チョッパー
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